間違いだらけの上達嗜好

エンジョイテニスから競技者テニス、ジュニアのスタートから、中間層、トップの方からプロフェッショナルの関係者間でいろんな方とお話をさせていただく機会があり、今も正に渦中の中にあるのですが、「考え方の差」こそが上達する、強くなる上では1番大切なファクターだと思います。

焦ってしまって陥りがちなこの2つ、皆さんはいかがでしょうか?

まったくの運動神経がない、つまり一般的に「運動音痴」と烙印を押された人が突出するような強いテニス一般人に変貌してきた姿も目の当たりにしています。

まず陥りがちなのは「とにかくテニスをやれば良い、時間を費やせば良い」と考えがちですが抜け落ちているのは「目的」や「質」です。

もちろん10,000時間の法則(物事を習得するにはこの時間を費やさなければならないと言われた理論)も大切ですが盲目的にやっていてもうまくはなりません。

練習と試合に大きな差があると言うのはこの点が薄れているからであります。

そして多くの人は「質」をを求めてしまいがちです。

そして次の行動を取ろうとします。

コストパフォーマンスを考える、そしてうまい人と、強い人とテニスをすることを考える、そして人数を考える。

大会で上位を目指すジュニアの選手などにありがちな移籍問題などはここから来ています。

しかしながら、実際問題、本当に強い、上手い、強いと言われている人たちは全くもってこの限りではありません。

多くの人はこれらの行動を考えた末とってしまいます。

練習と試合とのギャップがなぜ生じるのかと言うと、試合の勝ち負けは「ミスの多さ」で競われるためです。

しかしながらレベルが上がっていけば技術が必要となってきます、しかしながら適当なコース、適当なラッキーポイントで積み重ねている人はいつのひか上達を全くしなくなってしまいます。

ここで大切なのは「目的」です。

スクールのレッスンで言えばお客様同士のラリーや、ミニネットでのメニューにあります。

続けることを目的にするのか自分の技術をしっかりと体得するために多少ミスをしても「目的」を持って取り組むのか、これは老若男女問わず見た目とは反比例して大きく差が出るものとなってきます。

角度を変えれば、自分よりもテニスが上手くない人としっかりラリーを続けたり、ピンポイントで返す、このグリップできちんとコントロールをする、そういった「目的」を無視して、または優先順位を下のほうに持ってきてしまうため、本当の意味での上達ができなくなってしまいます。


これは実は後に大きな差となる、結果として上達する人、上達しない人を決めてしまう見落としがちな定義となっていきます。

1番の近道は1番遠回りすること、テニスのために全てをかけよう!!


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