発展僕のテニス③3つのボール

テニスにおいて、打球時の「手の感覚」を向上させる目的として、異なったボールを打ってラリーすると言うトレーニング(レッスンメニュー)があります。

プレイ&ステイのボールは、平均的なその年代やそのレベルの子たちが「子供同士でもラリーをしやすいように」といった目的で存在しますが、平たく言えば少し似たような目的を持っています。

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→SAチケット発行致しました、ご確認お願い申し上げます
→2月1日(土)13:00~、14:40~、15:30~は要振替(フットサル大会のため)
→2月11日(火祝)、2月24日(月祝)は休日スケジュールになります
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今回用意したのは「①特殊なスポンジボール/②ソフトテニス用のボール/③通常のプレッシャーモール」の3種類になります。

特に子供たちは「勝負する中で」いろいろな技術を自然と身に付けていきます。

頭で考えると言うよりも、体で感じることで、どのように回転をかけるか?、どのようにスピードを出すか?、どうやって相手からポイントを取るのか?などを超自然的に無意識でおこないます。


「①特殊スポンジボールの特徴と狙い」

生産中止となったこのボールですが、通常のスポンジボールよりも質量があるため打球に入る前にしっかりと足を動かしてボールに近づかなければなりません、また多くの人が意識することが難しい「インパクト後のフォロースルーのラケットヘッドの動き」をサポートする役割を持っています。
つまり、ラリーが続く上に、しっかりとスイングをさせてフォローするを身に付ける目的で使用します。


「②軟式テニスのボール」

ボールが柔らかく適当にスイングしてもボールが飛んでしまうため、ある程度のスイングの基礎を身に付けていないと逆効果になりますが、運動連鎖が大まかにできている人にとっては「強く打球する/ボールにパワーを伝える」練習になります。

用いる基準は、ストロークを打つ際に後ろからボールを当てることのできる人(比較的下から上にスイングができる人)であればOKです。
ダウンスイングになったり手首でカットしてボールを飛ばしてしまう人は避けておいた方がいいかもしれません。(※「やってみて」と言われて下から上の試飲ができる人であれば問題ありません)

硬式のテニススクールに通いながら、ソフトテニスの部活に入り都大会や関東大会に出ていた子たちもいます。

適当にスイングしても飛んでいくソフトテニスのボールですが、硬式テニスで正しい技術を身に付けていれば、ボールの変化や威力に対して順応性が高くなります。
野球で言うところの硬式のボールwith木のバットでプレーしていた子が、軟式のボールwith金属バットでプレーすると扱いやすく感じるのと似た感覚です。

ソフトテニスボールの良いところは、ラケットヘッドを上手く加速させることで、極端な回転がかかったり、変化に富んだボールを打つことが可能になります。

打ち手側は様々なボールを変幻自在に打つことができるため、創意工夫を重ねてボールに対するイメージが大きく、そして多彩に沸きます。

対して返球する側は、回転への反応や対応、順応力を求められます。発想が柔軟でなければボールに触ることすらできなくなってしまいます。
つまり必然的に脳の柔軟性が養われる結果となります。



「③実際の硬式ボールで打ってみる」

無意識のうちにボールの個体差や重量差、変化の割合などを修正しようとするため【無意識下で働く考える力】が身につきます。
硬式テニスボールでもおおよその規定はあったとしても、メーカーやメーカーさんでもグレードによって、気候や気圧によっても打球する感覚の【差異】は出てきます。
繊細な感覚や絶妙なセンスを養う上ではこの練習は発展段階にあるプレーヤーには老若男女問わず必要なスキルなのだと思います。



他方で簡単に対応できる人はこの練習メニュー対象者の限りではないと同時に思います。


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サーブを分解して解説「実際に打ってみる」
https://youtu.be/Ehqd8oFw5J0
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