気をつけたい…テニス上達を阻害する甘い罠

よく論じられるワードなのですが、テニスの強さや上達、レベル、様々な結果を求めて気がつけば深みにはまってしまい、アリ地獄の中で「自己満足の負のスパイラル」に陥ってしまいます。

具体的には、結果崇拝主義がどの世代においても、どのレベルにおいても、決して破られることのないジェリコーの壁となってしまいます。

この結果崇拝主義は大きく分けると2つあります。

1つ目は「コートに入ったか入っていないかで決めつけられる技術の良し悪し」

2つ目は「ゲームや試合で勝ったか負けたかのみで判断される強さの良し悪し」

技術についてはコートに入るか入らないかで判断するのではなく、スイングが適切なのか、減速したスイングでコートに入れていないか、しっかりと加速を彷仏させるスイングでコートに収まっているかどうか、また将来的にその技術は壊滅的な悪癖がなく時とともに洗練されていくものなのかどうかと言うものをしっかりと見極められるかにかかっています。

試合の勝ち負けにおいては、「今あるレベルに対してのベストなパフォーマンス」と言う認識がなく、どのカテゴリやレベルの大会でも「優勝」は優勝としてみなされ、「負け」は弱い/実力がないといった意識付けとしてのみ、評価の対象がなされる点に負のスパイラルが潜んでいます。
もちろん現在のレベルで試合に勝てる事は自信にもつながりますしモチベーションにもなると思います、しかしながら「勝った」と言う事実のみに陶酔してしまうと、どういう内容での勝ちだったと言うことが有耶無耶になり、正確な理解をできなくしてしまいます。


「壁にぶち当たった」「限界を感じた」といった悩みを抱える多くの人は、この2つの部分を客観的に分析や認識をする前に、目先の1ポイントや1勝を安直に追い求めた結果に過ぎません。

そしてこれらの難しい所以はは保守的すぎるポイントの取り方や試合の勝ち方を覚えてしまうとそのレベルにおいては完成されてしまいますが、その1つ先、2つ先、もっと先を目指した時によほどの覚悟がない限り爆発的な変化をすることを望むことができない点にあります。


罠を断ち切るには、勝っても負けても、うまく行っても行かなくても「自分はどのような状態にあるのか」「自分はどういうポイントを取りたいのか」と言う点を明確にイメージする必要があると思います。

また、他者と比べるのではなく自分との対比を日進月歩、亀の歩みであったとしても継続していくことに他ならないと私は思います。


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