木を見て森を見ず

テニスの技術を身につける時に、人は皆、初めの動作を意識しがちになってしまいます。
もちろん、これは大切なことだと思います。

しかしながら、学生時代の試験勉強が苦手だった人は(私も含む)必ずと言っていいほど範囲の始めのページから少し進んだところで一旦お休みします。

さぁ気を取り直してやろうか、と思いつつも、また範囲の始めがわからないといけないからと考えてしまいイチからスタートしてしまいます。

これに対して、試験の結果が良い人たちは必ずと言っていいほど全体を把握した上で部分ごとに問題に取り組む努力をしています。

全容がわからないまま取り組むことと、おおよその完結が見えるところまで考えて1から取り組むのとでは最終的な成果/結果が大きく変わります。

全体を意識することで今やっていることがどの部分に位置するのか、どのような役割を果たすのかが明確に見えてきます。

テニスの技術においても、「初動作→中間動作→最終動作」の3つに分類することができます。
換言するならば、「テイクバック→インパクト→フォロースルー」といった形になります。
例えば、テイクバックだけにこだわっていると全体のインパクトやフォローするといった部分が曖昧になってしまいます。

まずは全体としてどのようなイメージを持つか、最後はどのような形で終わりたいのか、もっと細かく掘り下げるとどのような球を打っていきたいのか?を明確にしてテイクバックを意識するのと、ただ、テイクバックだけを意識するのとでは伸び方や上達の度合いが大きく変わってきます。

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