嘘でもいいから好きって言ってよ!

嘘でもいいから「うまい」て言ってよ!

昔のドラマにありそうなワンフレーズになぞらえて蔵子にしてみました。

別れ際とか、浮気が発覚したときに言われるようなワード(最近ではなさそうですが、笑)です。

スコトーマの概念についてはお話しをしましたが、この発言は実は脳科学的には的を得ている発言です。

「好き」と言うことでその人の良いところが見えてきます。

「上手だね、上手くなったね」といった風に良くなった点、改善された点などを伝えることで本人の意識は良い点にフォーカスされます。

余談ですが、focusとconcentrationは似て非なるものなのです。

1つのことに閉鎖的に集中することを後者の単語で、1つのことを内包しながら全体的に集中することを前者の単語で表します。

しんさんと話をした時に試合の中で集中しすぎるとよくない、だからといって注意力が散漫になったらそれはもっと論外だ、といった会話がありました。

深いようで浅い、浅いようで深い、集中しているようで集中していない、集中していないようで集中している、リラックスしているけどリラックスしすぎていない、などなど。

中国の言葉で「中庸」と言う言葉がありますが、かなり意味の深い言葉だと思います。
話が脱線しすぎましたね(笑)

つまりフォーカス（focus）すると言う事は全体を見通した上で全容を把握する、その広い世界の中で「好き」「うまい」を発見することができます。

ドンジャラで言うところのオールマイティー、薬で言うところの万能薬に該当するのでしょうか? (笑)

だからこそ、私生活でも友人や仲間、家族に対して言葉を投げかけるときは必ず「プラスの言葉」を投げかけるようにしましょう。

叱られても、厳しく言われても、帰結するところがこの点にあれば問題ありません。

嘘でもいいから好きって言ってよ!まさに日常生活レベルに落としたスコトーマの概念を内包した名言だと思います。

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