読み方で人生の流れを変える

しんコーチきましたょー
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「情」

情に流されると言う事は、誰しもが経験する事だと思います。

「青二才」「青田買い」…

りっしんべんは「心」

つまり、「心が青い」


青いと言う言葉は、澄んでいるとも取れますが、この場合はまだ実ってない。何もわからない。道理を理解できていないと、言うニュアンスを強く感じる事ができます。

恋愛や友人関係、会社や学校などの知人関係etc...

指導者としては、この言葉は「罪」となります。

情では選手が育ちません。
本気で関係を切る覚悟ができるからこそ「事実と向き合える」事ができます。

素行を注意したり、言いたくないけど厳し口調で伝えることは決して悪いことではありません。

試合に出て勝ちたいと思っている人にポジショニングが微妙なら言わなければならないケースもあります。
〇〇さん、〇〇選手になりたい!と思ってもその人の矜持や信念、取り組み姿勢を学ばなければ技術や戦術は身につきません。

伝える側のコーチにひつよな判断の基準は「私利私欲」がゼロに近いこと。

気の利いた言葉や気づきは資産になりますが、お世辞やおべんちゃら、事実に反することは負債になってしまいます。

恋愛で言うところのズルズル行く、とか、友人関係で言う建前の付き合いに近いイメージだと個人的には思います。


一方で、「情けは人の為ならず」と言う格言があります。

意味合いは、人に対して情けを掛けておけば,巡り巡って自分に良い報いが返ってくるという意味の言葉です。

同じ「情」でも「じょう/なさけ」と読みが変わるだけで性質が全く変わってきます。

「情+け」一文字補わなければ成立しないと言うことは自分とは切り離されたところにある「客観的事実」の検証が惰性なのか利他の心なのか?どちらに転ぶかの決め手となりそうです。

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