短期/長期によって変わる選手との関わり方

上はガチで世界にチャレンジする下川選手から下はこれからその可能性を発揮していくテニスを始めて数ヶ月の選手から、関わり方はそれぞれです。


先ず始めは技術指導、きちんとテニスが出来なければ試合に出ることが出来ませんし、テニスの本質的な楽しさも理解できません。

伴って必要なのはメンタル指導、メンタルと言っても大それた「◯◯トレーニング」と言うよりも日常のレッスンで接する中で、球拾いや取り組み姿勢、考え方などを診ていきます。

◎テニスに集中すること

◎他人に迷惑をかけないこと


この2点は特に大切になります。


しかしながら、指導者がガミガミ言ったところで子供には響きません。

「信頼できない大人の前では子供は良い子になる」と言う名言があります。

まさにその通りで、一度、全部をさらけ出して本人を導く必要があります。


女子は16-18歳、男子は18-20歳まではスタートラインの準備と言われています。

世界レベルの選手を育てたコーチ達が口を揃えて話してくれた共通のアドバイスでした。


3年、5年、10年と経ってくると年数に応じて言葉よりも先に雰囲気で指導者は察することが出来るようになってきます。
むしろ、こっちの方、実は大切。

イチロー選手、杉山愛選手は親子で大成されたトップアスリートの代表格です。

直接一緒にいる事で、些細な変化や雰囲気をみて少し方向性を指し示したり、手を差し伸べたと言われています。

多くのステージママやパパがある程度まで成功するのはこの理論に基づいています。
しかしながら、選手が頭打ちに終わってしまうのは親が指導者を兼ねているため「自分の駒」だと思ってしまう点にあります。

お2人がどれだけの素晴らしい親兼指導者だったから、スポーツに与えた大きな非常に素晴らしい功績や影響を見れば一目瞭然だと思います。

彼らの一端を担うため「信頼できる第三者→コーチ」が存在します。

試合に出始めた、またはで続けている選手の親御さんとお話することもしばしあります。

化けさせる前の選手のため、どちらかと言うと苦悩の方が多くあります。
そんな中で今の状態、今後どのようにしていきたいかと言う旨を伺えることはコーチ冥利に尽きます。
(ありがとうございます)


選手のひと通りの技術が安定してきたら(ここで言う安定は大きく変な打ち方をしない意味)その選手の今向き合っているレベルを探ります。

Level.1 テニスの本質を理解しているか

Level.2 技術と試合の位置付けはどのようになっているか

Level.3 しっかり向き合えているかどうか

Level.4 覚悟はできているかどうか

Level.5 指導者が常に1つ、2つ上の世界を見ることができているか


10年経てば、下川選手のように教えることはほぼ「0」に近く教わることが多くなる中、指導者として気にかけることができるのは「変化」や「雰囲気」が右肩上がりの直接担っているか?と言う点です。

ガチの選手である、しんコーチのアドバイスを含めた存在は絶対的に不可欠です。

いまや、かなりの選手&コーチとしての頭角を現しつつある飯島は1年で爆発的な成長を遂げましたし、これからも遂げ続けることだと思います。
彼のレッスンを受けてるお客様はかなりの技術的進歩を遂げています。
自分の利にしない点も凄い点だと思います。


「心技体」とは昔からの言葉でありますが、このバランスが非常に大切です。

試合で結果を出始めて心が安定するまでは、牧野コーチの接し方は「やる気」の礎を強固にする大切な目に見えない基礎になります。

成長期を迎え、年齢別の体の鍛え方はテニスに精通したいなければ、無駄に終わることもある中で、石田コーチ&石田トレーナーがいます。
下川選手のトレーニングを担ってくれています。


付き合う年数を重ねるにつれて「チームワーク」が必要になり、特に「目に見えない変化に気づく力」「次に導く力」が必要になってきます。


それぞれのphaseに合わせた接し方、心得ていきたいと思います。




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