おはようございます。加藤です。
何故か試合の相談を受けることがしばしあって、なかにはアグレッシブに出続けている人からも「アドバイス」を求められたりします。
正直、選手をやっていた経験も大きな結果を打ち出したこともない僕に「何故？」という気持ちが初めはありました。
それでも「求められる」のであれば「できる限りのこと」を伝えるべきだと思い、思ったことを伝えるようになりました。
「コーチング」は「きっかけ作り」「気づかせ屋さん」、「さりげなさ」だと色んな名監督、名コーチの本を読むにつれて、また直接指導者とお話をさせていただくことでその本質を少しずつ自分の中で濾過しつつ掴めてきたのだと思います。
結局大切なのは以下の点です：
1. アドバイスのタイミング
2. アドバイスのさり気なさ
3. アドバイスのシンプルさ
4. さり気ないパッション
5. 「絶対」という表現を使わないこと
これらを加味しながら、試合に出る本人が「ポジティブに行動する」意欲を少しだけ刺激することではないでしょうか。
「諦めたら試合終了ですよ」と言った名文句がありますが、試合も負けても出続けることに意味があります。
気分が乗らないとか、勝てないから辞めようというマインドにならないことが大切だと思います。
「行動し続けること」こそが大切で、例え負けても行動し続けることで本当の負けはなくなるのではないかと思います。
最近は試合からは程遠い人間だからこそできることがあるのではないか、と名コーチと呼ばれる歴代の人たちの姿を文字や動画で垣間見て、何が大切なんだろうか？と考えています。
種々多様、千差万別、無数のアドバイスの方程式を追い続ける幸せにふける今日この頃です。
コーチとは偉業を達成するための影の立役者とも言える存在です。
選手の背後で見守り、時に支え、時に導くコーチの存在は、選手が夢を追い続けるための大きな力となります。
試合という舞台での緊張やプレッシャーは、選手にとって避けられないものです。
しかし、コーチの役割はそのプレッシャーを和らげ、選手が自分の力を最大限に発揮できるようサポートすることにあります。
具体的なテクニックや戦術だけでなく、メンタル面でのサポートも重要です。
例えば、試合直前の励ましの言葉や、場合によっては試合中の冷静なアドバイスは、選手の心に大きな影響を与えます。
アドバイスのタイミングや表現方法に気を配ることで、選手がポジティブな気持ちを持ち続ける手助けができます。
名コーチたちが示してきたように、コーチングの本質は選手に「気づき」を与え、「行動」を促すことにあります。
その過程で選手が自己を超え、新たな可能性に気づく瞬間こそが、コーチにとっての喜びであり、やりがいです。
コーチとは、選手が自分の力を信じ、最大限に発揮できるよう導く存在であり、その影響力は計り知れません。
「コーチとは、選手の成長を見守り、さりげなく導く者として他人からのみ許される称号」と言えるでしょう。
日々精進。