アニメから学ぶテニスの教訓 - テニスコーチの視点から

30代前半にふと思ったこと…
「本を読まなければ」必要性に駆られ始めた時、「漫画なんか…」と同時に思い始めた頃がありました。

漫画は子供、本は大人…そういった文化が少なからず昭和の時代にはあった気がします。

ある仲間のきっかけで「銀魂」と「ワンピース」を見始めるようになりました。

お恥ずかしながら「秒」で食い入るように魅入られてしまいました。

健康診断の前に、アルコールやスイーツを一切断ってていた人が、検査が終わり、解放されたかのごとくでした。(笑)

そしてなぜこれほどまでに漫画は凄いのかと少し調べたところアニメの歴史をたどれば「手塚治虫先生」にそのルーツは帰結しました。

特に10年と言う位ですから、20歳離れた生徒たちとは、彼ら(彼女ら)の目の当たりにしているフィールドに飛び込まなければなりません。

もっぱら、アニメや漫画は好きだったので、数ヶ月すれば会話に窮する事はなくなりました。

その子がどういうアニメを見て、どういうキャラに憧れて、どういう視点でいるかと言うことを知るだけでも、いろいろな情報を感じることができます。

私たちテニスコーチにとって、実は技術指導を求められることが多いのですが、本当は受けて側の精神的な成長も重要な役割となるのだと思います。

この点で、アニメや漫画から学べる教訓は非常に役立ちます。

例えば、「ドラえもん」、「ドラゴンボール」、「僕のヒーローアカデミア」のような作品は、成長、勇気、友情などの要素を豊かに描いています。



○成長と自己改善○

テニスプレイヤーとしての技術を磨くことは重要ですが、試合の結果だけでなく、練習中の態度や努力も同じくらい重要です。敗北から学び、練習を通じて自分を超える努力は、不断の向上心を示しています。練習態度を見れば、選手が良い試合をする準備ができているかがわかります。



○勇気と友情○

テニスは個人競技ですが、チームメートやコーチとの絆は大きな影響を与えます。困難な状況で勇気を持ってプレイし、仲間とサポートし合うことは、これらの物語の中で描かれる友情と勇気の価値を反映します。



○正義とヒーロー精神○

フェアプレイを心がけ、スポーツマンシップを示すことは、正義感とヒーロー精神の表れです。試合中に誠実であること、ルールと対戦相手を尊重することは、これらの物語におけるヒーローの理想を体現します。


○希望とインスピレーション○

どんな状況でも前向きに取り組む姿勢は、テニスプレイヤーにとって重要です。これらの物語から学んだ希望は、プレイヤーが困難に立ち向かう勇気を与えます。


○多様性と受容○

テニスは世界中の多様なプレイヤーが集まるスポーツです。異なるスタイルや戦略を受け入れることは、「僕のヒーローアカデミア」の「個性」の多様性を反映し、相互理解と協力の重要性を教えてくれます。

私たちコーチにとって、これらの教訓をどう選手に伝えるかは、お客様のテニスに対する情熱と生涯スポーツとしての楽しみ方に大きな影響を与えます。

楽しみながら学ぶことで、長期的なモチベーションを維持し、プレイヤー1人ひとりが持つ個性に可能な限り対応することが重要なのかも知れません!