老化は治せる

老化は治せる!

タイトルに興味を惹かれて購入したのですが、おおよそ10年前に執筆されている書籍になります。

若くありたいとか、体が衰えないように、健康的なおじいちゃん、おばあちゃんを目指して…いろいろなことを考えると、一体どのような内容が書かれているのだろうかと興味をそそりました。

意外なことにアスピリンが老化を防止する可能性があるといったものから、運動や健康管理の大切さ、お医者様が書かれている本なので、少し学術的な雰囲気を漂わせて内容になっていますが、実際に起こった出来事や、データをもとに考察されているので、非常に面白く読むことができました。

「炎症」が老化の大きな原因となってしまう。そしてその老化をどのようにしていくことで遅らすことができるのか、炎症を抑えたり緩和したりすることができるのかについても書かれています。


個人的には、アスピリンの存在と、炎症が老化を引き起こす原因となってしまうこと、暴飲暴食はもちろんですが、運動不足が炎症を起こすこともあるようです。

概ね、今まで自分自身が出てきた知識と大きな齟齬はありませんでしたが視点がお医者さんの立場からだったので、違った角度から学ぶことができました。

楽してダイエットできたり、苦労せずにテニスが上手くなったり…するわけがない…。

何事もそうですが、やはりどの分野においてもたゆまの努力が必要だということですね。

アスピリンの話と、炎症の話だけでも読んでみる価値はありそうです。

よろしければご参考ください!