こうして会社を強くする 

中村天風、松下幸之助と来るとやはり稲盛和夫先生ではないでしょうか?

京セラを日本屈指の大企業に押し上げて、KDDI、JALの再建を見事果たした人物です。

NOAの大西社長も確か稲和塾のご出身だったと思います。

孫氏の兵法の現代版と言っても過言ではないと思います。

双方、実戦で挑戦してきたノウハウを本に記している点がとりわけ魅力的だと思います。

稲和塾の塾生からの質問に自身の経験をもとに述べられていますのでとても参考になりました。

テニスの世界もビジネスの世界も「人ありき」で、その人には「心」がある。

そして、大きな成果を遂げるには尋常ならざる努力が必要だと学べます。

ここまで大きくなりたいわけではありませんが良いスクール運営とは?と考えさせられる要諦が詰まっています。

理想と現実のカーブの交わるところ。

常に考えさせられる逸作だと思いました。