そしてそんな時、一時期大ブームになった「サマセットモーム」の本に出会い彼が90歳を迎えた時に「自然の中で最期は暮らしたい」と言うようなフレーズに感銘を受けました。
産業革命以降、現代に至るまで、人間の文明は凄まじく発展してきましたが、遺伝子レベルでは、狩猟民族だった頃の長きにわたる自然との調和と対話の素晴らしさと必要性が残っているのではないかと感じ始めました。
自然の中で過ごすことが、私たちの心と体の健康に多大な影響を与えることはよく知られています。
少し自然の必要性について考えてみました。
現代の都会生活では、私たちは常に騒音やストレスといった環境的な要因にさらされています。しかし、自然の中に身を置くことで、私たちはそうした負荷から解放され、リラックスし、リフレッシュすることができます。
まず、心の健康面に着目してみると、自然の景色や音は、私たちの心を落ち着かせ、ストレスや不安を和らげる効果があります。
特に都会生活では、私たちは日々ストレスを感じ、心の疲れがたまりがちです。
しかし、自然の中で過ごすことで、私たちは環境の変化によって新しい刺激を受け、心を癒すことができます。
さらに、自然に触れることは、私たちの創造性を高める効果もあります。
新しいアイデアやアートのインスピレーションを見つけることができ、ストレスや疲れを減らしつつ、創造的なエネルギーを補充することができます。
次に、体の健康面について考えてみましょう。
自然の中で過ごすことは、身体を動かす機会が増えるため、健康的な運動量を確保することができます。
ハイキングやサイクリングなどのアウトドア活動は、体力や心肺機能を向上させることができます。また、自然に囲まれていると、都会のような空気汚染が少ないため、私たちの健康に有害な化学物質や微小粒子を吸い込むリスクが低くなります。
さらに、自然に触れることでストレスを解消し、血圧を下げる効果があります。これにより、心臓の健康にも良い影響を与えることができます。
そして最後に、自然に身を置くことが、私たちの睡眠の質を改善することも知られています。都会の騒音や光の刺激がない自然の中で過ごすことで、私たちはより深い眠りを体験することができます。
睡眠中に私たちは、身体を休め、回復させるための重要なプロセスを経験しています。十分な睡眠を取ることは、私たちの身体の健康に不可欠です。自然の中で過ごすことで、私たちはより質の高い睡眠を得ることができます。
自然の中で過ごすことは、私たちの心と体に多大な恩恵をもたらすことができます。
現代の都会生活では、環境的なストレスや疲れが私たちを襲っていますが、自然の中で過ごすことで、私たちはリフレッシュし、回復することができます。自然との触れ合いを増やすことは、私たちの生活の質を向上させ、より健康的で幸福な生活を送るための一歩となるでしょう。
とは言え、現実問題として払える条件をクリアしなければなりません。
しかし、一方で、自然の中に身を置く機会を毎日ではなくともも定期的に恩恵を受ける必要があると感じました。
すべてはテニスのため！
…と考えると、みんなと一緒に移住することは難しいので、2日1回を将来の目標としつつ、クリエイティブなレッスンを心がけていきたいと思います。