強くなる生徒たち…

箱根駅伝のランナーの人たちの苦しみが、リレーランの代走を務めたたった400メートルで体感することができました(T-T)


先日、アウトドア育成アカデミーのお手伝いさせていただきました!

いつもとは違う雰囲気で、半年ぶりくらいにみんなのテニスを見ることができました。

「考える」よりも「感じる」ことって、本当にこの歳になって大切だと思うようになりました。


それぞれとポイント練習の相手をさせていただいたのですが、一応凡人ながら「選手の育成とは何か」「強くなるとは何か」と言う永遠のテーマを20年間探し続けています。

実際に立ち会って見ると、その人の「この瞬間まで歩んできた人生の跡」を垣間見ることができるような気がします。

そしてもちろん、ポイント練習とは言え、勝敗がつくものですから、緊張感があります。

もちろん私が1番緊張しました_φ(・_・

今回の僕の戦いは自分にできるすべてを投じて、1ポイントでも多く奪取すること」でした。

もうすでに実力を抜かれている子もいます。
すべての選手たちに必死で戦いを挑みました。汗

コーチをしていると、いろいろな悦びがあると思うのですが、感動の矛先はそれぞれ違うと思います。


僕が1番テンション上がるのは「なんだかよくわからないけれども、すごく大きなオーラを相手に感じる時」です。

別に威嚇されているわけでも、威圧されているわけでもないのですが、コートに立ってラリーを始めるとその雰囲気に可能性を感じてわくわくさせられます。

アニメとかで言うと、後に大きな熊や虎が現れたりとか、神々しい光が差し込むようなシーンに近いです。


これを感じる子供たちって今ある彼ら自身に対して彼らが大きくレベルupすると言う経験が何度かありました。

大人でもあり得ることなのですが、超利己的な感覚なのですが、この瞬間のためにコーチとして生きてきて良かったと幸福を感じます。

今回も、前とは違った。別の何かと対峙した時に感じることができました。

老兵はただ去るのみ…

そんな言葉を無視して、たとえ老獪であったとしても、跋扈し続けたいとさえ思わされた感謝にたえない1日でした。

選手として歩むと言う事はむしろ辛いことの方が多いかもしれません、でもしっかり向き合って正しく戦い抜く事は、テニスのみならず社会の荒波に立ち向かうための将来の大きな財産になることでしょう。

柏では、まだ選手育成までとはいきませんが、今回登場させていただいたことを体現していくことができればと思います。

少年少女よ。大志を抱け。^_^