人生うまく楽しく渡り歩く

三つ子の魂100までと言われますが、おそらく3歳までに培ってきたものは永遠に大人になっても反映され続けるのだと思います。

「第三者の審級」が芽生えるのも3歳から…


いわゆる学校内で言うヒエラルキーは大人になっても継続され続けることだと思います。

市川浦安のスタッフ人の幼少期、青春期を聞いてもいまだ継続中だと痛感します。

本人が望む望まないを問わず「人気者」はどこにいても声をかけられて、いつも誰かに需要がある存在。

僕(Kato)みたいな存在は、実はいじめられっ子で、実はヒエラルキーの下の方で、運動もできず、頭も悪く、運動会なんかはクソ喰らえ(おっと失礼、汚い言葉でした、反省)!と思いながら少年期を歩んでいました。

このヒエラルキーの底辺からいかに脱するかと言うのをもがきながら、18歳まで過ごしました…

人気者はなんで人気者たるのか ?

不惑の40歳に入るにつれて次第に明確になってきました。

答えはいたって簡単で…

①時間やルールにきちんとしている

②何事においてもやると決めたものには手抜きをしない

③常に自分のやりたいこと、やっていることを明確に脳裏に焼き付けている
※たとえ行動に移せなくても思考の中で確定的要素として理解している、そして納得している


実はとってもとっても簡単な「当たり前のこと」を遵守しているだけなのです。


1番簡単なのはボール拾い1つとっても適当に合った風にすること、人が見ていようが見ていまいがひたすら拾い続ける。

提示されたルールに対して愚直なまでに遂行する。
同時に疑問を感じたらそれに対する答えを自分で導き出す。

周りから見た自分と自分から見た自分の「違い」を十分に理解している。


少年時代はおそらく意識の上に上がってこないこともあるでしょう。
しかし、一挙手一投足としてこれらは顕著に体現されていきます。


いわゆる「逃げ癖」がついてしまうような人たちは1番大切な「定義」(上記参照)をないがしろに、自分は違うと思いつつも基本を習得することなしに応用をしているつもりになってしまう…。


20年となるコーチ歴の中で、いわゆる「人気者」の親御さんに話を聞くことがたくさんありましたが、(もちろん親御さんはそんなふうに自分のお子さんを思っていない)難しいことをガミガミ言うような雰囲気ではなく、一環した親としての「姿勢」を貫くことで子供に伝わっているように思いました。

テニスのレッスン1つとっても口で何を言っても聞かない子がいても、背中で見せることでとても成長することがあります。

言葉で伝えるか態度で伝えるかはケースバイケースですが、いわゆる「シンプルな言葉や姿勢」が重要であり、その大人自身も「矛盾のない一貫性」を他人から見た場合でも理解できるレベルで持つことでeverything goes wellと言う結果が期待できるのだと思います。

3歳までに培ってきた「長所」をいかに基本を貫きながら「自分らしさ」を求めることで人生最大限に楽しむことができると理解することができました。

結局のところ心1つで何とかなる、一貫性を持つことが必要なのだと強く感じた今日この頃です。