選手の苦悩と底力

 下川選手に担当してもらったJSクラスは2回目、言葉のかけ方も全然違ってきています。


技術を試合で使いこなすには本当に難しいことです。


特にに「選手」として無名から活動することは相当な「覚悟」が必要です。


テニスで将来を見据えなくても「真剣に生きる」人から学ぶという事はかけがえのない財産になることだと思います。


やって良いミスとやってはいけないミス、将来性のある取り組み方とそうでない取り組み方があります。

そして、それは「乗り越えた人間」でしか伝えることができません。

私も含め選手として大した取り組みをしていない人間が語ることは「偽り」となります。


食べ物でいうところの「食品添加物」や「化学調味料」のようなものを成長著しい子供達に与えてしまうのと同義です。


勿論、私レベルの人間にしか語れない等身大の言葉もあります。


しかし、6歳の頃からの経緯を目の当たりにしている私にとっては彼の成長を見届けてきた事実から、一人の人間としての「敬意」と「畏怖」といった存在になりました。


多くの人がスタートラインにさえ立てずにいる中でスタートダッシュを切り、まだ見ぬ世界への努力を続けています。

昨日のレッスンで感じたこと、まだまだ私にもやれることがある、やらなければならないことがある・・・と言う情動をなお一層刺激されたという事でした。


真剣な姿勢で向き合うこと、真剣さを享受する事・・・

多くの信頼できる仲間とギルドを組めていること心強く感じます。


日々精進!

そして、吉川選手、準優勝おめでとうございます!

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