マスクの健康的な使い方

 コロナショックのもと・・・毎日常用する生活の中でマスクをしていて肌が荒れてしまったと言う方は多いのではないでしょうか?

私もその一人です。実はメチャクチャ肌が弱いんです。


本日は整体師としての視点からお話ししていきたいと思います。


体について勉強始めると必ず「東洋医学」「西洋医学」の2つの考え方に直面します。


簡単にお話しすると、東洋医学は体全体の気の流れから病を治す、西洋医学は体の不調をきたした部分にフォーカスして治療をするといったのが大きな違いです。


野口英男先生の「万病の元は血流不全にある」と言うのは全世界に称賛される大発見です。


それと同じくらい好きな言葉があります、それは「全は一、一は全」という言葉です。


その箇所が全体に通じていて、全体もその部分に通じている。


つまり、両者は密接に関係しあって「健康」を創造しています。


今回は東洋医学の理論にフォーカスしていきたいと思います。


まず第一に、陰と陽を大切にする東洋医学では必ずしも「陽が強すぎてもいけない、勿論、陰が強すぎてもいけない」と言った考え方があります。


つまり両者の存在を気にかけて循環させる必要があります。


この理論から考えると長時間のマスクの使用は陰の空気を体内に蓄積しているため、可能な限り良い空気を取り込む必要があるという事が理解できます。


よくある例えが、傷口を絆創膏や包帯で、筋肉痛を湿布薬で、患部を長い間密閉しておくと、陰の空気が溜まってしまうため、病気が良くならない、生気が吸い取られてしまうため過剰な密閉は避けるべきといったものです。


マスクを長い間していていると、負の空気が溜まって、体調が悪くなる、体調が悪くなると気持ちもふさぎ込む、逆に気持ちがふさぎこんだことから病気になるといった事態に陥ってしまうケースもあります。


科学的に考えてみても吐き出した二酸化炭素が自分に跳ね返ってくるわけですから、睡眠の質が悪くなったり、呼吸浅くなったり、してしまうのだと思います。


無呼吸症候群や、いびきや、歯ぎしりがとりわけいつもよりきつくなった方は長時間のマスク装着が原因に挙げられるかもしれません。要注意です。


もちろん人混みの中でマスクは必須ですし、感染のリスクを減らすことが期待できます。


それと同じくらい、健康維持に大切なのは、誰もいないところで少し肺をリフレッシュすることです。

例えば、走りながらつけていたり、比較的見通しが良く周囲に人がいない状況で装着していたりすると、良い気が口元以外から入ってくる一方で口元の周りに悪い気が集まってしまいます。


日常の生活に置き換えてみると、冬は寒くて暖房をつけますが必ず換気が必要です、換気をしないと悪い空気が溜まってしまいウィルスなどの温床になってしまうことがあります。


また足が臭い人の特徴は長時間密閉された靴と靴下の中で素足を出すことなく、またまめに靴下を履き替えることなく過ごすため細菌の温床となってしまいます。水虫にもなります。


こまめに人気のいないところではマスクを少し外して綺麗な空気を吸うことが大切です。


肺に直接良い空気を吸い込む事は健康維持の本質です。


肺は臓器の中でも1番大きく、体内循環を良いものにするために常日頃良い空気を取り込む必要があります。


令和の新しい健康方法を身につけていくことも楽しく人生を生きる秘訣だと思います。