人生は「本番」の連続

先日コーチ達と話していたこと、練習の成果をいかに試合で生かすか?

月1回、少なくとも隔月位で、大小問わず参加してみると毎回の目標にできると言う結論にいたりました。

コーチたちの素直な感想は「試合になると練習よりも1ポイントを大切にする」

これは本当に難しいところで、深いレベルにおいても「試合感」と言うものがあります。

安直に勝った負けたと言うものではなく、この時はこういうパターンになるとか、自分はこういう展開が得意だとか様々です。

多くの人は試合でうまくいかないから練習で完璧を求めてから試合に出ようと歳月が過ぎて行きます。

実はそうでもなくて試合は勝敗が明確になるため商社/弱者といったような構図で事実を突きつけられますが、実際は終わってしまえば過去のこと。

この先どう取り組んでいくべきかと言う点を学び、日々の練習に活かしていくと言うものになります。

大人になれば嫌だと思うことなどたくさんあります、避けられない戦いもあります。しかし試行錯誤、創意工夫、五里霧中の中、暗中模索をしつつ挑まなければなりません。

だからこそ何が必要なのかという点を意識して取り組むことで大きな結果を得ることができます。

人生における心の強さも獲得することができます。

僕は最近尊敬する仕事関係の方で、いつも爽やかで若干ヘラヘラしてるような雰囲気がある反面、人間の器の大きさを感じる方がいらっしゃいます。

サッカーの関係者の方が多いのですが、彼はインターハイ出場経験もある社会人でした。

もちろん彼から教えてもらったわけではありません。


特にジュニアの場合は一生懸命やっているつもりでも気持ちが抜けていたり、テニスを楽しいを超えて「楽しい」が先行してしまう場合があります。

もちろんスクールのジュニアたちにおいては必ず集中する場面を90分の中で何度か見せてくれます。

コーチが厳しく叱ることができますが、大人の権力で厳しさを追求すると自分自身に問いかけることができません。
(これは非常に難しいことですが)

集中する場面と気持ちを抜く画面練習でのそれと試合でもそれは非常にリンクしていると思います。
試合は逃げることができないため、結果がはっきりと数字出るため事実から逃げることができません。

だからこそ集中する場面とそうでない場面を真剣に学ぶ絶好の機会だと感じます。