テニスの力みをなくす方法

毎回テニスの話が止まらないのですが、通ってくれている回数に比例してテニスの技術が上達してきて、やっぱり体が完成する後にも先にも憧れるのは「一撃必殺強い球/凄い球」です。

毎週木曜日は吉川選手のプライベートレッスン/シングルス練習会があり、その後に動画撮影や、下川選手とのシッティングをしている中でたくさんの発見を得ることができるのですが、やっぱり強い球が打てるようになってくるとフットワークや体の使い方がおろそかになりがちになってしまいます。

手の感覚は大切なのですが、手の力は一切要りません。

サービス&リターン、クロスのラリーを行った際に良い球を打つのだけれども、どうしても手に力が入りすぎてしまうケースが多く見受けられました。

しかし決して悪い傾向ではありません。

強くなってきたからこそ見えてくる課題の1つです。
手出しの球だしから体を使ってボールを打つ方法を伝えました。

上半身が先に回ってしまうと腰がうまく使えなくなり、それが使えないと肩から先が力んでしまいます。

基礎の基礎に戻ることで少し修正ができました。

誰が何を必要なのか、常日頃からスタッフ同士の雑談の中へ出てくることが多いのでステップアップは簡単だと思います。

しかし、本人の強い自覚がなければ次の階段を上ることができません。伝わることもありません。

打ったらすぐに戻るとか、次の動作にしっかり構えるとか、前のボールをしっかり追いかけるとか、実は上級レベルでも欠けている部分があったりしますり

試合で勝つも負けるも、良い試合をするのもそうでないのも本人の普段からの意識の持ち方次第です。

今日はちょうどいいタイミングで色々なものが積み重なって興味深い内容のレッスンができました。

簡単な脱力動画、次回アップしますね。