同調圧力VS人生は「直感」で決まる

常に自分自身を良い方向に導くのは「直感」

よく親御さんが、お子様を見て、「今日は熱出るな」「少し様子がおかしいな」などなど

おおよそ当っています。

一方で子供側の親から受ける愛情もとても「鋭い」ものだと感じます。

真剣に言われている事には、真摯に受け止め、すぐにまとう雰囲気がかわり始めます。
反対に大人のエゴが勝ってしまう場合は、簡単に見透かされてしまいます。

ある子は大きく反発をして、ある子は頷いたふりをする・・・
頭のいい子は聞き流して「我」を押し通す。

大人は「経験」から「本質」を、子供は「感覚」から「本質」を見抜く力が長けています。

しかし、この2つの関係性を脅かす事件が人生一度は訪れます。

1つは「結果」をもとめられる時期。
一番あるのは「受験」、その次は「スポーツ」などの習い事。

進路はとてもその子にとっても自立を願う親にとっても「重要」なものになります。

しかし、ある時期にいきなり本人の気持ちとは関係なしに、同時多発的に同調圧力の下、子供達に襲い掛かります。

この時、大きな分岐点に差し掛かります。
親は「経験」から子供に対して欲しているのか?それとも「希望」から欲しているのか?
子供はいままで培ってきた「感覚」で考えることができているのか?

想いのままに生きてきた小学生時代から中学生になるといきなり「いびつな上下関係」「理不尽なヒエラルキー」がたった1年単位の生まれ年で決定されます。

そんななか「個性」は押し殺され、言いたいこともいう事ができず、画一的な方向でドナドナの曲が頭の中を流れ始めるがごとく・・・浅い人生の中で「経験」を押し付けられてしまいます。

ごく稀に、そのコミュニティーの中で「異端児」と言う秘密の勲章を隠し持った先生が研ぎ澄まされた「感覚」を曇らせないように迷える純粋な感性の持ち主を救い出します。

しかし、全員は救うことができません。

そして、結局のところ「頑張ったつもり」が美化をされてしまい「結果」は完遂できず。
ついには、この偽りの「直感」は社会人になってもつきまとうこととなります。

学生時代に学んだこと=社会人に必要なものにはならないのです。

一番大切なのは自分が好きなものを本気で追求することなのです。
僕は高校生の時に青春時代の全てを勉強に費やしました。
バカだったので普通の勉強できる人が1時間で終えるものを10時間費やしました。

大学に行き、おやつカンパニーと言う、今では割とCMにでる会社に就職させてもらいました。でも、結局、無理して勉強したことは何1つ身につきませんでした。

しかし、その時、得た、青春時代と引き換えに1つのことに必死になることとそれを続けることが「結果」になると言う真実に気づかされました。
E判定、F判定のまま野心をもっていても歩み続ければ必ず実現します。

テニスにおいてはセンスないと揶揄された大学生の時から24年経った今でもこうして皆様とご一緒させて頂けています。
スタッフは自分よりも信念をもった青春時代を過ごした人間ばかりです。
(年下でなければ成立しなかったかもしれません、笑)

なにか自分のやりたいことを見つけ続ける!
人と違った道でも誰か応援してもらえるのであれば良いのだと思います。
人生は遠回りするにはあまりにも短すぎます。

男女関係も友人関係も、「感覚」で仲良くなったのに、会話を重ねることで「経験」となり、相手に対してなにか「理由」を求めてしまいがちです。

破局、疎遠になるのはこの2つの言葉が脳内で、すげ変わってしまうためだと私は思います。

「直感」は磨き続ければ達人の域にたどり着けると思います。

自分に対して「建前」ではなく「本音」で生きてみる。

そうすることで「直感」は強大なものになれます。
自分に素直になるという事は直感で生きてみると言うこと。
自分に噓をつかないならば辛いことがあっても苦しみを半減できるし、前向きの姿勢で歩み続けることができます。

受験やスポーツで「結果」を考える前に「何をしたいのか」?
私はオール2に近い成績でスポーツも苦手、人との会話もできない・・・
暗黒時代を過ごしてきました。

高校生の時に初めて「目的を持つ」大切さをきづかされました。

結局のところ、「本心」で取り組めないことは成功しないのです。

「夢がない」という人も多いでしょう。
しかし、「どっちが自分らしい?」「どっちが楽しい?」を胸に手を当てて問いかけることで「直感」が発動します。

特に16歳までは自己の形成期段階にあるため、この「What am I do?」を追求することが後の人生を明るく楽しくすることだと思います。

大人においても限りなく同様のことが言えると思います。

受験で失敗しても、スポーツやコンクールで結果がでなくても「I want to do~」が素直に言えるのであれば「Everything goes well」です。


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