いち芸は人を深める

結局のところ、テニス1つを真剣に学ぼうと思うと、体の使い方や、心構え、少し学問的に変換してみると解剖学や心理学、脳科学、ついには脳機能科学に帰結してしまいます。

テニス1つを掘り下げていくことで人間の心の在り方、心と言うものは脳にあると言うことが科学的に判明していますので、厳密に言うと脳がどのように機能することで自己肯定感が生まれたり、積極的な心構えができたりします。

体についても、どうしてこのような打ち方になってしまうのか、どうして怪我をしてしまうのか、人間の体はそれぞれですが基本的な動き方、関節はこっちに曲がるとか、筋肉はこの方向に就職するとか、そういったものは可動域の差こそあれ、同じものになってきます。

美容や若返り、ダイエットや夢を叶えるためのステップを踏み方まで、改めて感じた事はテニスと言う1つのスポーツを邁進していくことで多くの財産を得ることができるのだと言うものでした。

いつもと違う日常が、居心地の悪い毎日を何か目的を持って行動していくことで大きな発見を得ることができました。

体も心も本当に不思議、それがテニスと言う1つの種目で完結してしまう事は何物にも変えがたい財産だと私は思います。

先日お亡くなりになられた志村けんさんの名言を思い出しました。
それは「欧米かっ!」で爆発的にブレイクしたタカアンドトシさんのエピソードです。

「次のギャグをどうするか、ネタをどうしていくか」といった悩みに対して志村けんさんは「1つのギャグを突き詰めなさい」といった戒めにも近い助言と言うものでした。

これからの時代、AIが台頭していくことで子供たちに求められていくものは「発想/妄想/空想」を思いめぐらすことです。

そしてそれを形にしていくこと。

まだお休みの今だからこそ何か1つのことを深く掘り下げて言っても良いのかもしれませんね。

私、加藤も、解剖学、心理学の視点からテニスを通じて発信していければと思います。