子供が◯◯世代と呼ばれた時に胸を張れるように



今まさに正念場、本日は加藤勇貴個人のお話です。

幼稚園から小学校、中学校、私立の高校に入学し、
運良く大学に入学、ありがたいことに菓子業界のサラリーマンとして働かせていただいた時期がありました。
家庭教師や塾の講師でアルバイトしたこともありました。

そんな中、テニスを生業とし始めた理由は「お客様の幸福感」が「提供する側の幸福感」に直結し、その面白さに気づいたからです。
もちろん、駆け出しの頃は良い思い出ばかりではありませんでした。
それでもこの仕事で何かをなし得たいと言う気持ちが強く、多くの皆様に助けられて、今があります。

テニスコーチとして色々な場所で働き、
医師や弁護士、学校や塾の先生、教育関係者、企業の役職のある方などなど、
様々な職種の方とお話する機会をたくさんいただきました。
幼稚園生で僕のレッスンを受け始めてくれた子が、成人した今もスクールに来てくれていたりもします。
いろいろな環境や考え方を知ることで、僕自身も成長させていただけた気がしています。

最近感じるのは、子供たちとその取り巻く環境についてです。
「ゆとり世代」平成の初期あたりに学校の授業を減らすといった試みがされていました。
このゆとり世代、政策としては失敗と言われているようですが、
時間的に「ゆとり」を持つことで、当時は予想だにしなかったYouTuberやプロゲーマー、
SNSを使ったビジネス、インターネットを使ったビジネスが日本でも普及したのではないか?と思うのです。
時間的「ゆとり」が、「自分自身の時間」を過ごすことにつながり、「自分自身の考え方」を持つことができるようになった。
自分の本当にやりたいことを見つけ、それまでの大人が想像もしなかったアイデアを形にし、それを生業にすることができる人がでてきた、ということだと思います。

3月から突然はじまった長期休暇、この異例(異常?)な状況で、
学校に行けなくてもやることをしっかりとできる子、いつも通り全力で遊びまくる子、
悲観して家に閉じこもったまま何もせずにただ事態の収束を待っている子、
今の現状から「自分探し」をしながら「自問自答」をしつづけている子、いろいろな過ごし方があるんだろうなと思います。

大人でも子供でも「自分を持っている」人は強いです。
学校に行かなくてもきちんと自分のやりたいことを明確に認識できている子は、
どんな風に過ごしていても、きっとこの機会に大きなものを得て、
それを糧に大きな人間に成長するんじゃないかなと思います。

この状況を悲観するのは簡単です。
けれど、こういうときこそできることもあるかもしれない。

さらに気持ちを強くして、私は、アンテナを張り巡らせて自分のなすべきことをしっかりと積み重ねていきたいと思います。


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