本当の強いチームを作るには

かなり昔、しんコーチが言ってたこと。

「テニスの上手い下手ではなくモチベーションの高いコミュニティーが必要です」

皆が認める1番上手な子が周りに良い影響与えるように見えますが、実は技術的に少し足りなくても一心不乱に一生懸命に練習に取り組むことのできる子の方が、周りに良い刺激を与えます。

必死に這い上がろうとする人や、1番上だということに気づかずに(気付く必要もない)自らの競技能力を、そして技術を向上させるための努力を惜しまない人間たちが作り出す空間はとてもとても心地の良く、程よい緊張感を伴ったものになります。

試合さながらの緊張感がある雰囲気は、人としても成長させる気がします。

目指すべき姿とそのための努力が同時に同じ空間に存在する事は抽象度が高くなります。
どんなに強くてもどんなに上手くても取り組む姿勢が良くなければ良い選手に育つ事はありません。自分より立場の弱いものに高圧的な態度を取るようであれば下の人間が投げやりになることもありますし、従ったふりをして顔色を窺うようになる、そして自分が上に立った時に同じような態度をとってしまう…風通しの悪い部活動に似ていますね。

イニシアチブをとれる人、ただうまいだのただ強いだのではなく、しっかりとしたチーム作りをしていくためには、個人が成長できる環境を整えるということなのだと思います。

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