本当の礎を作る

「基本/基礎」

鉄は熱いうちに打てと言う名言がありますが、テニスを始めたときの数ヶ月、数年で後々に爆発的に成長するか、横ばい状態で推移してしまうかを決めてしまう可能性があります。


運動神経が良い人でも逆になんとなくできてしまうからこそある程度までは上り詰めることができますが、そこから先に「壁」が大きく立ちはだかります。

体動かすことや、運動神経が高くない人はなおさら始めた頃の取り組み方が大きく将来を左右します。

初めからプロを目指したり、テニスを超強くなりたいと思う人はまずいないでしょう。

誰しもがボールを打つことが楽しくて、ラリーをすることが楽しくて、テニスをすること自体が生きがいと感じます。

始めたときに大切なのは、「自分自身のあり方」にあります。

まず他者と比べないこと、試合に出ても勝ち負けだけで物事を判断しないこと、特にコートにボールを入れる技術を安直に習得してしまうと無駄なホームが多くなり修正不可能となってしまいます。

後は、おせっかいな素人のアドバイスしてくる自己承認欲求が枯渇している、おじさんやおばさんと深く付き合わない事も必要です。

よくアスリートやアーティスト、芸能人で「メディアを見聞きしない」と言う一流の人たちがいますが、良い情報も、この場合は特に悪い情報も目の当たりにしてしまうと頭の中に余計な情報が混ざってしまいます。

では何をしていけば良いのか、「運動連鎖」「考える前に取り組む」「テニスをきちんとしてくれる、特にラリー、のレッスンを受ける」「体の動かし方や機能性について勉強している(資格を持っていることが望ましい)コーチのもとでテニスをする。

「テニスをしっかり見てきて結果を残しているコーチにもかかわらず、運動神経の良さの片鱗を垣間見せることがない人物」が好ましいでしょう。


もちろんわれわれは、聞かれないと言えないこともあります。
悩んでもいないのに他人の環境を否定することはできませんし、それぞれの目指すべきところがあるためそれに応じてアテンドするのはプロフェッショナルだと認識しているためです。

とにもかくにも「基礎/基本」何年たっても、何十年たってもこの言葉の大切さを身をもって感じ続けることがコーチ、生徒にと問わず必要なのだと思います。

学問や人間関係衣食住全てにおいてこのことが言えると強く感じた1日でした。


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