ミスのクオリティーを上げるラリーとは?

あまりやらせたくはないのたげれども、試合で勝ちたいと思い始めた子たちにさせなければならないものそれは「ラリー」です。
しかも、本人同士でのラリー。

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2月24日(月㊗️)
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◎お知らせ終わり◎

コーチがすぐに台に入ってラリーをしてあげれば気持ちよく打つことができますが、子供たちである程度のレベルになれば、ペースを落として一定のテンポで続けるラリーはできなければなりません。

もちろん、当校では必ずコーチがどこかのタイミングでラリー必ず入ります。

しかしながら、少しでも勝ち負けを意識するレベルになったら、子供達は、しっかりと自分がミスをした、ミスをさせられた、といった認識を持たせる、自覚することが重要になってきます。

ついつい強いボールや速いボールに気を取られがちですが、しっかりと同じレベルの仲間同士でラリーが続かなければ、実際の試合になっても自分のペースが掴めないですし、自分自身の今のリズムがわからなくなってしまいます、多くの人のプレイヤーがこの点に悩んだり、知らず知らずの間に自分自身のテニスが崩壊してしまったり、変な癖がついてしまったりするのはこの理由からの場合も少なくありません。
ある程度のレベルさは本当に能力が高い生徒であれば誰とやっても指定されたラリーの回数をクリアしてしまいます。

しかしながら、多くの大人の場合はジュニアとは正反対で気を使いすぎてフォームが崩壊するケースが多いため、コーチ相手に思いっきり打って調整するのが得策になってきます。


そしてこのメニューが良い方向に向かっていると見極める判断基準としては子供同士が「ごめん」と一言、相手を思いやった一言ができると言う点です。

初めは相手のプレーや自分のプレーにイライラしたり、うまくラリーができないことに対して気持ちや考えを割かれてしまいます。
しかし次第に集中し始めるとプレイに思いやりが出てきます、そして自分のプレーを俯瞰することができます。

コーチの腕の見せ所としては、自然とこの「ごめん」が相手に向かっていけるかどうかと言う点です。

「結果」としてプレーが上手くいけばもちろんですが、「過程」としていわゆる集中したゾーンに反らせることが本人自身が自分の力で結果を得るための取り組みとなります。

プロの選手がポイントの合間にガットを直したり、靴の紐を結び直したり、自分自身のルーティンに変えるようなものと同じ目的です。

ちなみに、小学生5年生の時の下川選手はここで言うJPクラスの子がJ2クラスの子と普通にラリーを成立させていました。

この時期はとにかく焦って「環境」のせいにしがちですが、大成していく子たちは皆、自分自身に向けられた「課題(テーマ)」を1つずつクリアしていきます、またそうしなければ爆発的な成長を遂げることができません。

その条件の1つが、このラリーです。

段階に合わせて、そして、忘れた頃に繰り返す事で、潜在意識の中に大きな「気づき」が生まれることでしょう。

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