大器晩成する選手と育て方④

強くなる選手シリーズ第4弾!!

本日は「試合で勝てるようになる人とそうでない人」についてお話ししたいと思います。

結論から申し上げますと「ポジショニング」といった点にあります。

至極シンプルな点です。

①練習と試合とでは立っている位置が違う

→中級者のレベル前後にとてもあるあるなのですが、練習の時はラインの内側にすぐに入ってしまう。優しいコーチであれば近くに配球してくれますが実際は中途半端なボールでそんなところに立っていると、実際のアウトボードの判断もつきにくなります。実際は中途半端なボールでそんなところに立っていると、実際のアウトボールの判断もつきにくくなります。
とりあえず1回打ったらデッドゾーンに平気で立っている。
並行陣で俺俺出てきたと思いきや、めちゃくちゃサービスラインより内側に入ってしまう。
しっかりと決めきれなければ下がらなければならないですし、中途半端なボールで出てしまうとロブの餌食になってしまいます。
なお悪いことにダブルスではペアさえも翻弄してしまうと言う結末になってしまいます。

→反対に試合と練習では立ち位置が違う時も重要な問題点となります、試合になると弱気になってベースライン後方で構えて、練習中はベースライン前方で構えてしまう。
やっていることが矛盾してしまうため「試合で何が悪かったのか」ということを正確に直視できることができなくなってしまいます。
こういった方々が「試合になるとうまくいかない」といった捨て台詞で全てを完結してしまいます。

→打ち方が極端、練習中は米に突っ込みながら(ホーム的には美しくなく、実用的でない)ボールを打っている人は、試合になった途端に相手のゆるいボールに簡単にやられてしまいます。
この根本的な原因は、上半身が突っ込んでノンプレッシャーの中で、強くボールを打つだけなため、下半身が適当になっている、フットワークがきちんとできていない。
打ちっぱなし的な心地よさを求めた結果、自分のほうも見失ってしまったことが大打撃となって試合で現れます。


どんなに試合に勝てなくても、これらのことがしっかりと把握できていれば確実にポイントを取る手段を覚えながらしっかりと展開ができる、つまり上級者よりさらに上レベルも目指すことができるレベルになります。

ただし、テニスが難しい趣味だと言うこと。
楽しくやりたければそれで問題ありませんし、少し試合を想定していくのであればこの点においてはきちんと認識しなければなりません。

「やっぱり試合は違うな」とネガティブな言葉を用いるくらいであれば、まずはこの点に大きく留意するべきだと思います。

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大器晩成する選手と育て方④