脱反抗期

思春期や反抗期、成長期…

いわゆる「そーゆー年齢/お年頃」が誰にも訪れます。

見るからに反抗期真っ盛りの子、意外と家で悪態をついている子、大人になってからもそうですが未知の領域に一歩踏み入れる事は誰しもが躊躇することだと思います。

環境を変えたいと思って心機一転、いっぽ踏み出そうと思っても石影のトカゲ状態で終わり元の木阿弥となってしまいます。生物学的に人間は万物の長となるために前頭葉が発達してきました。

ものを考える力が他の生物よりも優れているため、まず初めに考えることが「この種を保存する」と言う点にあります。

突拍子もないことをしてしまい命を失わないように、少し消極的に脳が作られてきたからです。

しかしながら、成長過程にある少年少女期は精神的な発達段階にあるため、その間で葛藤します。

野放しにしていくおくと感情のコントロールができない、「そーゆーお年頃だから」と一蹴してしまうと、彼ら(彼女ら)の考える力を間違った方向に向けてしまったり、周りと協調できない人格を作り出してしまいます。

個性を伸ばす事は非常に大切なことですが「他人を思いやる心」が育めない子は天涯孤独になってしまいます。

いかにこの時期に、しっかりと接してあげることが将来の大きな財産となります。

ゲームの事、スポーツの事、勉強の事、何でもいいと思います。

その子が議題にあげたこと、それに対して言葉をかけて、言葉を返させる点にあります。
もちろん1回では効果も期待できませんし、子供たちは自分の気持ちとすぐには向き合えません。

脳の構造上、一旦議題を頭の片隅に上げておけば、ふとした拍子に勝手に処理してくれます。

カウンセリングで用いられる「ロジャース療法」の応用を用います。

大切なのは、重ねること、相手中心で会話をしながら、根本的に将来マイナスに働くだろう考え方は具体例を用いて他の良い方向に導きます。

子供との会話の中で大切にしていきたいもの。

よく目を見て話せ!と言われるのですが、身長差がある時、立場が明確な時は【威圧/圧迫】を与える可能性があります。

大切にしたいのは

◎反応


話していくうちに(特にレッスンでは他の子もいるので)特定のワードで「腑に落ちた雰囲気」になる表情や仕草になる時があります。
勿論、同意もしなければ「うん」とも「すん」とも言いません。

でも、ここを見落とさなければ、大丈夫!

次の時もその次の時も話をしてくれたら、会話が進展していきます。

また、上手く導けば、仲間同士での輪も広がり、愚痴が同じであれば、「俺も!俺も!」みたいになり、自分1人だけ悩んでいるのではないとなります。

タメ込まないこと、抱えないこと、誰かポジティブに払いのけてくれる人に話すこと、そうしていくことで、問題は解決へと導かれ、次の問題と向き合うようになります。


「対話」から得た情報を踏まえて「自己対話」してみる。

無機質なネットの文字の濫読よりも生身の人間と接する事で自分を知る大切なヒントを掴むことが大切なのがこの時期だと思います。


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