子供の悩みを聞いてテニス力をアップ

今日もいつも通りの熱い熱いテニスが展開❣️

Jrの本音が聞けたりと真面目な話を交わす1日となりました。

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意外と勝負強いなぁと思っている子がまさかの「あと1ポイントってなるとサーブが入らなくなるんだよ、どうすればいいかな?」

どう見ても勝負強いし、大切なポイントも臆することなく返していけるし、どちらかと言うと凄いなぁと感じるのに本人は実はそうでなかったと言う事実。

確かに思い返してみると闘将、頃末真一選手の試合を観たときには衝撃の強さでしたが、彼と話すと試合前は緊張して緊張してたまらないと言ってたのを思い出しました。

だからこそ人一倍アップもするし、誰よりも練習の1ポイントを大切にしていました。

Jrの彼には3パターンレクチャーしました。

その一、ゲームポイントの時はリードされてると思うこと(定番のアドバイスですが)。

その二、声に出して「俺はこのポイントを絶対に取れる」とつぶやいてみる。

その三、自分が良かったサーブのときのイメージを思い返して打つ。

この3パターンに対して彼の反応はイマイチでしたが、他の選手の子がこれを実践したら、点が取れたと喜んでいました。

もう一つは、女の子ながら男子に混じってがんばっている選手が「なんかね、大会がある週は毎日が短く感じるの。なんでなんだろう?」

素朴ですが素直な意見、逆に僕みたいな何年もテニス業に従事している人間には盲点の質問でした。

少し考えて思ってアドバイスをしてみました。

大体若い頃って1年の流れや人生経験が浅いので、どちらかと言うと時間が長く感じられます。
口癖が「暇だー、暇だー。」と言う子はかなり多いと思います。

その子はおそらく目的意識が強く、自分で決めたことに対しては突き進める能力の持ち主なんだと思いました。
特にどの子と試合したい?と聞いて、その相手と試合するときは必ずと言っていいほど良いプレイをします。

家では反抗期と照れ臭そうに言いますが、テニスにおいては自分でやっていると言う意識が非常に高いのだと思います。

今日もいい試合をしていました。

そのことを引き合いに出して「多分さぁ、〇〇は自分で目的を持つと、そのことをきちんと考えて、目標に向かって取り組めるんだと思うよ無意識のうちに!!今も自分でやりたいって言った人と試合をしたら良いプレーができたでしょ。」

本人は少し悩ましげな顔をしながら「確かに、そうかもしれない」といった表情に変わりました。

何気ないお互い思いついたような会話なのですが、意外とこういう会話だお互いの意識を高めます。
また、いろいろな気づきになり、自分自身のモチベーションを上げる結果にもなります。指導者の一言って本当に大切だと痛感した瞬間でした。

それぞれのコーチが自分の言葉で(今まで歩んできた自分の人生への上での学んだ言葉や想い)お客様に声かけをすることがお互いのエフィカシーを高くする最大の方法なのかもしれません。

特に自分より年下の子供たちが、ほんの一瞬、ふとした瞬間に見せるもしかしたら自分よりも人生経験をしているんじゃないか?といった大人の表情はいつでも心がドキドキしますし、後に考えると心が躍るような可能性を秘めた成長の兆しなんだろうと気づかされます!!

エキサイティングな水曜日はありがとうございました!!

今日のシングルスも楽しかったですね^_^


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