強くなる人の環境

以前テニスの環境について述べたことがありますが、選手たちが強くなるための1番大切な条件かもしれません。

そしてこの環境と言うのは「熱量」「純粋さ」「ひたむきさ」の3つを持ち合わせた人たちが集まって、ただただ自分自身のためにテニス道に打ち込むことだと思います。

これでは当たり前のことじゃん?と思いがちですが、この自分自身というのが勝手気ままな、わがままな、そして独りよがりなものではないと言う点に秘訣があります。

例えばきわどいジャッジ、思わずアウトにしてしまう子は結構います。またうまくプレイできなかった時に僕はもっとできるんだよーとアピールする子もいます。
これらは3つの条件に当てはまるものではありません。

相手を思いやった上での自分自身に向けられたテニス道なのであります。

そのかわり自分のプレーにかける熱量は半端ないです、ひたむきさも半端ない、誰が相手で何をしようが自分の目標をはっきりしていて、レッスンの目的も明確です。

ある程度のレベル差は関係ありません。
レベルやクラスに重きをおくのは表面的なものを追い続けている「見栄」に過ぎません。

特に素直さ、自分のプレースタイルや得手不得手がどの選手にもありますが、誰かにアドバイスをされたときに頭の中でしっかり考えます。
例えば、しんさん、下川選手はレベルの高い試合において(次のステップは世界ですが)様々な選手と競い合い勝負をしています。
彼らが時折独り言のようにぽろっと口に出すアドバイスは目から鱗だと思います。


  • 現に私、加藤は側耳を立ててレッスンメニューやアドバイス、その意図を汲み取るのに必死です。


例えば打点が前などと言われれば誰もがするようなアドバイスに感じますが、その状況に応じてのピンポイントな言葉は深く考え続けると実際はかなり役に立っていくものだと思います。

ローマは1日にしてならずと言いますが、テニスを極めるにも同じことが言えます。
もしかしたら1人で万里の長城作る位の困難さなのかもしれません。

何かを言われたときにすっと心に落とし込み、自分の中で昇華させていく必要があります。

またこの時共通して思う事は、ディズニー並みのオーバーリアクションやうなずきは経験上、理解していない可能性が多いです(笑)

どちらかと言うと、そっけない感じで軽く頷き聞いていないんじゃないかな?と感じるケースの方が実は徹底して心に落とし込もうとしています。

そりゃそうですよね?理解できていないからアドバイスされたんですから、でも理解しようとする、その過程でのリアクションですからそういった類の方が正解なんだと思います。

例えば、中一の終わりか中二位から一緒にテニスをしている子がいます。全くテニスもお世辞でも上手だねと(選手として)言えるタイプではありませんでしたが、受験中も週に1、2回程度、通い続けてくれました。
今となっては都大会レベルの選手にも勝てるレベルに成長しました。

こういった子全てに共通して言える事は、信念を持っているんだけれども、受け入れるところは意固地にならず淡々と取り組む点にあります。

こんな感じの、またはこんなタイプの熱量の子たちがひたむきに、素直に一道懸命に己を鍛える事は最大の環境と言えるのでしょう。

飯島コーチなんかは、全く勝っていないところからのスタートなので、その取り組む姿勢や黙って歩み続ける姿は一見の価値ありです。
たまに発する一言二言は苦労している選手ならではの重みのある言葉になります。
年下ながら尊敬すべき点、学ぶべき要素は齢40歳となった私にでもありすぎるくらいです。

仙人石田と仏様牧野の話はまた今度!(笑)

D-tennis市川浦安の最大の目玉は、この3つの要素が揃っている人たちが、大人のクラスでもあると言うことです。
といいますか、人生経験値とたくさんの喜怒哀楽をJrたちよりも歩んでいるため達観しています。
貴重なお時間をテニスに割いて頂く、そしてうぬがテニス道を貫く、高い次元昇華させていくことへの全力投球は世界一だと思います。

今日も1日暑いテニスが展開されそうです!!
よろしくお願いします(^∇^)🔥

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