大器晩成と選手向きの人

シリーズ第二弾は選手向きの人間❣️についてです❣️


【選手に適した人間】

・ミスジャッジをしない
これは、必至です。
恐ろしい事に「疑わしきはアウト」
「うちの子にはやられたらやり返せ!」などと笑止千万な指導をする大人もいます。
ミスジャッジは意図的におこなう人もいます。
恐ろしい事に不利な状況になったら発動する人、試合序盤に流れを自分のものにするために用いる人。報復的におこなう人。
そもそもセルフジャッジと言うのが問題点でもありますが、団体競技ならまだしも、2人の試合に1人の審判をつけるとなるとかなりのコストがかかります。
正しくは相手が明らかにズルしているときはレフェリーや主催者に判断してもらうと良いでしょう。
但し、こんな大会で、、、とか、、、何もそこまでして勝たなくていいかな?とか、、、心優しい人は比例している事も事実。
バスケットボールや野球、サッカーなどはラインに厳しいスポーツです。
テニスも本来はフットフォルトもしっかり取るべきだと思います。
思いっきり踏んだり、めちゃラインを越えてからサーブの動作に入る人がいますが💣ルール違反💣です。

ごく稀にですが、きちんとした運営者がいらっしゃるところがありますが、本来はそれが当たり前で、テニスではラインジャッジがかなり大切なのにグレーゾーンになっています。

よく「わからない」とか「多分」と言いながら自分に有利なジャッジをするのはご法度。
紳士淑女のスポーツは勿論ですが、自分に有利に働かせてしまう事はエフィカシーの低さは勿論、自分自身の限界を感じているのと同義です。

・現実過ぎて自信を持てない子
こう言う子達が実は伸び続けます
→ポジティブなぶっ飛んだコーチが具体的良いところと抽象的に良いところを気づかせ続ける
指導者は現在の結果ではなく将来に目を向けなければなりません。現状の外に目標を置くことで脳は活性化します。
また、現実を見続けてる子は今に一生懸命取り組んでいます。
だからこそ一見悲観的思考に見えますが、「いつかなんとかなるさぁ」と楽観視して努力を怠るよりも、常に一回一回の練習に全力を注いでいっぱいいっぱいの方が真剣さが伺えます。
例えば・・・
◎体力ないのにいつも全力
◎ボール拾いは手を抜かない
◎大人の目を気にしない
この3大原則は譲れない、、、
例え結果が今出ていなくても必ず勝つことができるようになりますし、壁を常に乗り越えることができます。

体力ないけど全力というのは、元々体力がない自体にも問題がありますが、常に全力で後先を考えない強い向上心を持っています。
練習の時間配分に合わせて体力を温存したりする人は試合のどこかの場面で気が抜けてしまいます。僕の知りうる限りでは戦い続けて気がついたら病院のベットの上と言う凄い猛者がいました。まさに「第弐話:見知らぬ天井」。
僕には想像がつきませんが死の寸前に追いやられるまで意識を高められる人間もいると言うトップアスリート気質、天下の大将軍の生まれ変わりもいると言う事実です。
ボール拾いは、「嫌なこと、自分と向き合う、地道な努力、責任感のある」と言った裏付けを持つものです。
やはり、これが適当な人物で大成した人は見たことがありません。
大人の目を気にしないってのは、コーチや親御さんが褒めてくれたり、OKであれば、自分もOKと暗示を与えてしまいます。
これは本来の目標を見失うどころか自分の頭で考える力をなくしてしまい自己主張ができなくなります。
16-18歳の自我の確立時期に差し掛かって始めて「自分とは?」を考えるようになります。
この時に大きく自分の意思と違うところにテニスがある事に気づけば苦悩してしまいます。

逆に本心で取り組んでいたのであれば、偽りのない大きな力が躍進力となってテニスが強くなります。

テニスと言うよりも心が強くなることで人間として強くなり、テニスが強くなって行くのでしょう。

大人でも意外と周りを気にかける反面、コツコツと自己投影を繰り返しながら歩み続ける人がとてつもなく、技術を磨き、強くなります。


大器晩成なのが、この課題の難しい点ではありますが、身近にいつつも埋もれてしまう人、原石に磨きをかける人は本人と周りの調和で成り立っていくのだと思います。

実に奥が深いですが、この点にあてはまると今はイマイチだと思っていても可能性大🔥

陰ながら応援しています❣️