カールが消えた関東に現れた「パックル」という存在。見た目も雰囲気もどこか懐かしい。袋を手に取った瞬間、「あれ？ これってカールのパクリじゃない？」と思った人も多いはず。そして極めつけは、その名前。「パックル」…いやいや、もうほぼ認めてるじゃん（笑）。
東ハトの新商品ということになっているが、パッケージの緑と黄色の色使い、ふわっとしたチーズ味スナック、そしてキャッチフレーズの「パクパク満足」。完全にカールを思い出させるデザインとコンセプト。さらに「Wチーズ仕立て」という点まで、チーズカールへのオマージュを感じずにはいられない。
しかし、ここで一つ気になるのが、このネーミング。「パックル」という響き、どう考えても「パクる」のメタファーが隠れているようにしか思えない。しかも、キャッチフレーズの「パクパク満足」と合わさることで、「パクって売上クル」みたいなダブルミーニングが成立してしまう。この名前をつけた担当者は、絶対どこかでニヤついてるはず。
関東では2017年にカールの販売が終了した。それに目をつけて「カールロス民たちの受け皿になろう！」という戦略だったのかもしれない。考えてみれば、需要は確実にあるわけで、そこに似たものを投入すれば売れるのは間違いない。東ハトが「いやいや、全然狙ってませんよ！」って言ったとしても、このネーミングとビジュアルを見たら誰も信じないだろう（笑）。
いずれにせよ、パックルはカールの代替品になり得るのか、それともただの話題性狙いなのか。とりあえず食べてみるしかない。これは"パクる"に"クル"のか、それとも一過性のネタで終わるのか、しばらくウォッチしてみたい。
しかしながら、こう言ったユーモアを忘れずに生きたいと思う。