筋肉増えても油断できない!適切な水分補給の重要性

最近、ぷちトレーニングの成果も出たのか、年齢の割には筋肉がついた気がするし、周りからもそのように言われることがありました。

自分の中では、特にそこまで意識していなかったのですが、少し強度の高いレッスンを続けると頭がまだ少し痛くなるようになりました。

普段のレッスンでは、以前と同じように動いていたつもりでも、やはり年齢と共に体の変化が出てきたのかもしれません。そんな時、仲間にそのことを話すと、「水分全然取ってなくない?」と言われて「はっ!」と気づかされました。

確かに、太っていた時はやたらめったら飲み物を飲みたくなったのに、シェイプアップしてから次第に水分補給の量が減っていたことに気づかされました。

特に、集中してしまうと、水分を取ることを忘れてしまったり、逆に水分がなくても平気だと感じてしまうことが増えてきたようです。

しかし、このような状態は決して体にとって良いことではありません。筋肉がついたことで体内の水分保持能力が向上したとはいえ、これは決して安心できることではないのです。

例えば、90分程度のテニスレッスンや練習であっても、こまめに水分を摂取することが必要です。

具体的には、レッスン前に約500mlの水を飲むことで、体が運動に備えることができます。そして、レッスン中には15〜20分ごとに200〜250mlの水分を補給することが理想的です。これは、体が適切な水分バランスを保ち、パフォーマンスを維持するために必要な量です。特に、汗を多くかくような高温多湿の環境では、さらに多めに水分を摂ることが推奨されます。

さらに、もし4時間半の長時間レッスンや練習を行う場合には、約3.7〜6リットルの純粋計算で水分を摂取することが求められます。

このような長時間の運動では、体内の水分が大量に失われるため、適切な水分補給がより重要になります。

長時間の運動中に水分が不足すると、熱中症や脱水症状のリスクが高まり、パフォーマンスにも悪影響が出る可能性があります。

これは、プロのアスリートに限らず、趣味でスポーツを楽しんでいる方々にも当てはまることです。

水分補給を怠ると、体が乾燥しやすくなるだけでなく、筋肉のけいれんや疲労感の増加、集中力の低下など、様々な問題が発生します。

特に、夏場のテニスや他のアウトドアスポーツでは、体内の水分が急速に失われるため、意識的に水分を補給することが不可欠です。

これにより、体温調節機能が正常に働き、体が最適な状態を保てるようになります。たとえ筋肉質になって水分が減っても平気だと感じていたとしても、水分補給を軽視してはいけません。

皆さんも趣味だからと謙虚になることは大切だと思いますが、水分補給は少し多めに取りましょう。(ビール、お酒、緑茶やコーヒー除く…笑)特に、カフェインを含む飲み物は利尿作用があり、体内の水分を余計に失ってしまう可能性があるため、水やスポーツドリンクなどの水分補給が推奨されます。

日頃からこまめに水分補給を行い、体の状態を最適に保つことが、長くスポーツを楽しむための鍵となるでしょう。スポーツを楽しむためには、体調管理が不可欠です。特に、水分補給をしっかりと行うことで、スポーツをより安全かつ快適に楽しむことができるのです。