第1回目は「基本」についてです。
よくYouTubeやInstagramで質問や意見が交わされますがこれって凄く当たり前のことなのですが、年月とともに「できたつもり」になって確認や研鑽を怠ってしまいがちです。
技術について「基本」を書いてみました。
宜しければご一読ください。
テニスの基本技術を習得するために、まずはフォアハンドとバックハンドの基礎をしっかり学びましょう。
グリップの持ち方にはいくつかの種類があり、代表的なものにはコンチネンタルグリップとイースタングリップがあります。
ストロークではラケットを地面に置いて上から握るウエスタングリップが主流ですが、人によって少し差がありますのでボールを厚く捉えられることと、ヘッドを走らせることができれば細かく気にすることはないでしょう。
持ち方を正しく理解することで、スウィングが安定し、ボールをうまくコントロールできるようになります。また、スタンスと体重移動も重要です。
オープンスタンスとスクエアースタンスの使い分けを練習することで、効率的な動きが可能になります。
スウィングの基本は「最後まで振り切る」ことが先ず大切で速くても遅くても良いので最後まで振り抜くことを心がけましょう。
速く張っていてもインパクト後から減速しているのは技術の停滞につながります。
遅くても止めないようにスイングすることでラケットヘッドを走らすことができます。
次に、サーブとリターンの基礎も大切です。
サーブにはフラットサーブ、スライスサーブ、スピンサーブといった種類があります。
それぞれのサーブの打ち方を練習し、正しいトスの位置とフォームを覚えることが大切です。
先ずはスライス、そしてフラットの基本を学ぶことが効率の良いステップupにつながることでしょう。
また、リターンの際にはポジショニングとリズムが重要です。適切な位置に立ち、ボールが来るタイミングに合わせてスウィングすることで、より効果的なリターンが可能になります。
ボレーのステップを練習する時にイメージしても良いでしょう。
ボレーとスマッシュの技術も欠かせません。
ボレーには少しスライスのかかった基本のボレーやハーフボレーとドライブボレーのがあります。
ネットプレイでは反応速度を高めるためのドリルを行いましょう。
スマッシュのコツは、適切なタイミングと位置取りです。ボールが高く上がったときに、しっかりと体を使って強く打ち返すことがポイントです。
肩を縦に動かすことが特に重要になってきます。
これら全てに共通していることは冒頭にあった「グリップ」です。
ストロークを打つようなグリップだと伸び代が半減してしまいますのでこの点だけはしっかりと中級レベルまでには身につけることが必要です。
さらに、フットワークの基礎も重要です。スプリットステップやシャッフルステップなど、さまざまなステップの種類を練習しましょう。
前後左右の素早い動き方をマスターすることで、コート上での動きがスムーズになります。また、バランスと安定性を保つための体重移動の練習も欠かせません。
とは言うものの成人レッスンでステップだけやると時間がなかったりしますので色々な球出しドリルや左右交互の球出しドリルを行うことで自然の動作を身につけることができます。
最後に、正確なショットを打つためのコツについても学びましょう。まずはコート内のどこにボールを打つかを明確にする目標設定が大切です。
次に、ボールに集中し続けるフォーカスの技術を身につけましょう。そして、反復練習を通じて、ショットの精度を高めていくことが重要です。
これらの基本技術をしっかりと身につけることで、テニスがより楽しくなり、試合でのパフォーマンスも向上します。反復練習と継続的な努力を続けることで、確実にスキルアップを図ることができるでしょう。テニスを楽しみながら、技術を磨いていきましょう！
日々精進！