GTNとestime de soi

ここ数年、ご縁があって、学生さんと話す機会に恵まれているのですが、自分の通して比べると、しっかりと人生を歩んでいることが多く、半分も満たない若者におのずと敬意を払わざるを得ない場面が多く存在します。

彼らの一途な姿勢や熱意に触れるたびに、自分自身の若い頃と比べて、どれほど彼らが前向きに、そして意識的に人生を歩んでいるかを実感します。

インターネットやSNSの到来で情報過多だと言われていますが、これをうまく活用するも、処理しきれなくて逡巡するも、本人次第と言うことを強く感じました。

情報が溢れる現代において、その扱い方はまさに人それぞれ。情報をうまく活用して自己成長につなげる者もいれば、情報の波に飲み込まれ、迷ってしまう者もいます。それでも、自分自身の判断力と意志が、その未来を大きく左右することに変わりはありません。

とあるクラスの学生さんたちが、テレながらも、自分自身のことを話してくれる機会に恵まれたときのことです。

最初は恥ずかしがっていた彼らも、徐々に心を開き、自分の考えや夢を話してくれるようになりました。

その様子を見ながら、彼らの持つ純粋なエネルギーと、その場を和ませる自然なコミュニケーション力に感銘を受けました。

歌が苦手でも、会話が苦手でも、率先して「行動する」、自分のことを伝えるのがうまくなくても、相手に伝えたいと身振り手振り、知識を総動員してコミュニケーションを図る姿に、自己肯定感の高さを感じました。

特に、ある生徒が自信を持って自分の趣味や夢、あり方について語る姿には、自己肯定感の高さを感じずにはいられませんでした。

彼らは自分の弱点を恐れず、それを克服しようとする意志を持っています。その姿勢は、自己肯定感がしっかりと根付いている証拠であり、彼らの未来に対して希望を抱かせてくれます。

そしてこの子達を見守っている先生の指導力の凄まじさを痛感しました。先生は生徒たちに対してただ指導を行うだけでなく、彼らが自分自身を信じ、成長するための環境をさりげなく整えていました。

先生の指導のもとで、生徒たちは自分の強みや弱みを理解し、それを受け入れる力を育んでいました。

自然と自己肯定感を培うようにさりげなく手を差し伸べるていることにさえ気づかせない高尚さはあっぱれ以外のなんでもありません。

その高尚な指導法は、生徒たちにとって非常に大きな影響を与えています。彼らは、自分自身を肯定し、他者と積極的にコミュニケーションを取ることの大切さを学んでいます。

このように、若い世代と接する中で、自分自身も多くのことを学び、感じています。彼らの純粋な心と前向きな姿勢は、私たち大人にとっても大きな刺激となり、自分自身の成長にもつながります。

学生たちとの交流を通じて、自分もまた、新たな視点や考え方を学び、自己を見つめ直す機会を得ています。

まとめると、学生たちの純粋さと前向きな姿勢、そしてそれを支える先生方の指導力には、ただただ感謝の念を抱かずにはいられません。

彼らの成長を見守り、共に歩むことができる幸せを感じつつ、私もまた彼らと共に成長していきたいと思います。

これからも、彼らとの交流を通じて、自分自身を高めていくことを目指していきたいと思った一日でした。