「日常の中の非日常「いつも通り」の価値を見直す」

ふとゆっくり休めると思った時にアップルウォッチで睡眠の質を測定してみようと思い立ってやってみる。

数時間すると目が覚めてしまった。。。

頑張って寝ようとするが一向に眠ることができない。

加齢の可能性も否定できないが一つの結論に辿り着く。


「特別なことをやろうとするから」


時計の重さかも知れないし、電磁波なのかも知れない。

でも、ふと考えてみると「いつも通り」の自分でないことに気付かされる。

知らない人との練習や試合をする時も同じことが言えるのではないだろうか?

everything goes well な人はとりわけ特別なことをしない。

強いて言うのであれば毎日を追い込んでいたり、常にストイックだと言う人がいるかも知れないと言うことだ。

でも、それは彼らにとっては「いつも通り」のことである。

つまり、特別なイベント(休暇、練習、試合、試験etc...)の時こそ「いつも通り」が大切だ。

だからこそ、日々の「あたりまえ」を「ありがたい」に昇華する必要があるのかも知れない。

この考え方は、私たちがどのように生活し、どのように自分自身を評価するかに大きな影響を与える。

例えば、毎朝のコーヒー、通勤時の音楽、夕食後の散歩など、日常の小さな習慣が、実は私たちの心の平和と満足感を支えている。

これらの瞬間を認識し、その価値を認めることで、私たちは自分自身の生活に対する感謝を深めることができる。

「いつも通り」を追求することは、決して停滞を意味するのではない。

むしろ、私たちが自分自身を見失うことなく、成長し続けるための基盤を提供する。

特別なイベントやタスクに直面した時には、この基盤が私たちを支え、焦りや不安を軽減してくれる。

また、日々を大切にする心があれば、挑戦に対する恐怖を乗り越え、新しい経験に開かれる心の余裕も生まれる。

具体的な行動としては、毎日のルーティンに意識的に取り組むことが挙げられる。

朝の瞑想やヨガ、ラジオ体操、日記の記入、夜の読書など、小さな習慣が積み重なって、強固な精神の土台を築く。

これらの習慣は、私たちが自分自身との約束を守ることを通じて、自己尊重感を高める。

また、これらの「いつも通り」の行動を通して、私たちは日々の生活の中で遭遇する小さな変化や新たな発見にも気づきやすくなる。

結局のところ、人生の質を高める鍵は、特別なイベントの成功ではなく、日常の中での一貫した行動と感謝にある。この認識は、私たちが自分自身との関係を深め、より充実した生活を送るための基盤となる。

だから、今日も、そして明日も、「いつも通り」の自分を大切にしよう。

日々の生活に感謝し、その中に隠された無限の価値を見出すこと。それが、本当の意味での豊かさへの道へ続くのだと感じざるを得ない。