週1ジョギングorウォーキングのススメ

テニスをされている皆さんにも実はおすすめな今日からでもできるトレーニングです。

健康を気遣う新たな一歩として、週に一度のジョギングやウォーキングを始めてみてはいかがでしょうか。本日は、この習慣がいかに私たちの身体と精神に利益をもたらすかを、科学的見地からお話します。

また、体に無理なく違う動きを取り入れることはパフォーマンスの向上にもつながりますので一石二鳥です!



1つめに代謝が向上します。

週に一度のジョギングやウォーキングは、私たちの基礎代謝を上げることに寄与します。

基礎代謝が上がると、体は休んでいる時でもより多くのカロリーを燃焼します。

これにより、体重の管理がしやすくなるだけでなく、体内の余分な脂肪を減らす助けとなり、健康全般に良い影響を及ぼします。

特定の筋肉が偏って硬直することも予防できますしテニスで使用していない筋肉を使うことでリラックス効果も期待できます。


2つめにテニスとは異なるアプローチで心肺機能が良くなります。
定期的な運動は、心臓と肺の機能を向上させることが知られています。

週に一度でも良いので、体を動かすことで心臓がより効率的に血液を体中に送り出せるようになり、肺の容量も増加します。

これにより、日常生活での疲労感が軽減し、より活動的な生活が送れるようになります。


3つめに潜在的な疲労度がわかります

ジョギングやウォーキングをする際に、毎回のタイムを記録することは非常に有益です。

これにより、体の状態や疲労度を客観的に把握することができます。

例えば、通常よりタイムが遅くなっている場合、それは体が休息を必要としているサインかもしれません。

このように自身の体調を知ることは、過度な疲労を避け、長期的な健康を維持するために重要です。

タイムは自己ベストを出すために測るものではありません。普段の自分のペースを客観視することで健康管理をいつもと違った角度からできます。


4つ目は加齢に伴うフレイルの予防です。
近年、「フレイル」という言葉が、高齢者の健康問題として注目されています。

フレイルとは、体力や活動量の低下など、老化による体の衰えを指します。

週に一度の運動習慣は、このフレイルの予防に役立ちます。

筋力が維持され、活動的な生活が可能になることで、自立した生活を長く続けることができます。

歳を取るとなんとなく「加齢」を理由にする人が多くなります。

しかしながら、ご高齢になっても活動的な方は何かしらのご自身のルーティンワークで健康を保持、そして向上されているのです。


最後に朝にウォーキングやジョギングをする人は、一日を爽快にスタートでき、睡眠の質も向上するでしょう。

夜に活動する人は、仕事や日常のストレスから解放され、リラックスしやすくなります。


視点を変えると、睡眠の質が低ければいつものタイムを大きく下回りますし、高ければいつも以上のタイムが計測されることでしょう。

精神的な質と物理的な質は実は異なります。

仕事で疲れていると感じても案外体が動くこともあります。肉体を酷使した日などはその逆になることもあれば筋肉が刺激されて予想と裏腹な結果になることもしばしあります。


このように、日々の習慣を少し刺激を加えることで、健康に多大な利益をもたらすことができます。

今日からでも遅くはありません、週に一度のジョギングやウォーキングを始めて、健康的な生活を目指してみてはいかがでしょうか?