優しさに包まれたなら…!

昨年祖母が亡くなり、半年以上の歳月が過ぎました。

祖父母にとても可愛がられていた僕は何の苦労もなしに幸せな生活を送らせてもらってました。

決して裕福な方ではなかったのですが、おじいちゃんおばあちゃんは「お金持ち」といったようなニュアンスで、とても幸せな生活を送らせてもらっていました。

そんなある日、母親の晩酌に付き合いつつ、昔の話を聞いていたら、人に騙されたりして結構大変な生活を送っていた数年間があったようです。

孫可愛さに祖父母の苦労も吹き飛んでいたと母親を言ってくれますが、今となっては穴があったら入りたい次第です…。


そんな苦労はいざ知らず、かといったところで、散財するほどの甲斐性もなく…。


鬼の居ぬ間に洗濯とはいったものですが、全くその間逆で、親孝行したいときに親は無し…ではなく、祖父母に恩返ししたいときに、本人は現世に存在せず…。


戦争中の2人だったので、実子には相当厳しかったようですが、全く僕はそれを感じたことがありませんでした。

テニスコーチをしていて、そんなつもりはなくてもお礼を言われたことも多々ありました。

今後は、もっと自分自身の存在がいろいろな人に良い影響を及ぼすように、エフィカシー高く歩んでいきたいと思います。


先ずはスクールで一生懸命働いてくれているスタッフたちの10年後、20年後をビジョンに入れながら、今いるお客様たちと、さらなる悦楽の境地に個々の愉しみを求めて、そして多くの新しい仲間を見出して…精進していきたいと思います。

現場と会議室の息が絶えない毎日ですが、新店舗に向けても、ひたすらたゆまの努力を続けてものにしていきたいと思います。

誰かに恩返しできなかった分、他の誰かに乗数的な恩返しができることを日々の糧にしていきたいと感じました。