下半身の筋肉をつけると「太らない」疲れない」

クルム伊達公子選手が引退から復帰後、全日本選手権優勝までの体づくりをサポートしたトレーナーの方の本です。

実は、パーソナルトレーナーとして福原愛選手のサポートもしていたと言うことを本書で知りました。


個人的に伊達選手のトレーニング方法は好きではありませんでしたが、彼自身が考えている体の理論については、とても納得いくものがありました。

この矛盾を抱えながら、彼の本を初めて手にしたのは、約10年前。

さらに10年の歳月を経て新たに見つけた方購入するにいたりました。

トレーニングって言うと、どうしても運動不足解消系とガチ系に別れてしまいがちですが、基本的な考え方ができていないと、どれだけギアを上げたところで、怪我の原因になったり、効率の悪いトレーニングになってしまうと言うことを本書では述べてくれています。

ダイエット目的のOLから、アスリートレベルの人まで…

基本中の基本が長きにわたるトレーナー生活の中で培われた「本音」として語られている点もとても勉強になります。

個人的に最近始めたトレーニングルーティーンの中で、「インターバルで本を読む」と言うものがありましたが。

本書の中で、彼自身も「切り替えをするために」この行為を推奨していました。


例えば、子供が何かスポーツに真面目に取り組み始めたり、自分自身が将来の健康のために運動始めようと思ったときに、まず読んでおいて損はないと思いますし、読むことで、コスパの良いトレーニングができると思います。

よろしければご参考ください!