希望と絶望のせめぎ合いを抜け出す

思春期の子たちと何故か腹を割って話す機会が多いのですが…笑

もう10年のオヤジ真っ只中、先日は高校生の男の子と、その前は高校生の女の子と話す機会に恵まれました。

とにかく、やっぱりこの世代は、常に絶望と希望が繰り返される傾向にあります。

彼氏と別れた女の子は「もう恋愛はしないと思う…」とか部活に勉強に一生懸命の男の子は「もっと猛者たちのいるところに突っ込んで行けばよかった…」などなど。

そんな思春期真っ盛りの子たちには「大丈夫だよ、最高の人生かわからないけど、必ずBetterな人生は歩めるよ!」と開口一番に伝えます!

もちろん全ての人たちにいるわけではないですけれどもね。

話を聞いていても、共通する事は。


テニスの生徒で見極める時は

①球拾い
②物事の捉え方
③対人関係


話すとその子の良いところはどんどん見えますし、何が引っかかって踏み出すことができないのかというのがなんとなくわかります。

もちろん、ハッタリでも何でもなく、今まで出会ってきた直接的、間接的(間接的な時は、信頼できる子力の噂話や情報)を包括していくと、大きく分けて成功パターンとそうでないものを見分けることができます。


そうしていくことで、どのような言葉の組み立てをしていくか考えるようにします。

言葉として、発する時は「感じたこと」を超本能的に伝えます。


おごってくれもしないし、送ってくれもしない。でも、なぜか奢られるときは当たり前の顔をする彼氏なんか、、、真面目に練習していないし、新入生に勝つことができない。そのくせ先輩というだけで試合に出ているなんて。。。


歳を重ねてみると、わが思春期に振り返ってみると「くだらないことに慎重に悩みすぎていたなぁ」と言った事は、誰にでも経験があることだと思います。

そして必ず、それがほろ苦い良い思い出になっている、人生経験の積み重ねの1つになっている時は少し年上のお兄さんやよくわからないけど、説得力のあるおじさんやおばさんがいたりします。

部活で言えば、実力あるんだから次を見れば良い、大きな大会に出してもらえるのであればその大会に一生懸命に取り組むことも勿論のことだけど、その先を見据えて「どうなりたいか?」とイメージしていくことが大切。

異性に関しては、世の中の半分がそうなんだし、ステータス的な相方はいらないでしょう。
ましてや、誰もが羨まないような相手であれば自分磨きをしていろいろなことに興味を思い巡らせた方が良いでしょう。

人はしばし悩んだ時に、人生はもともと決められているのだとか、自分で切り開いていくものだとか、2極化してどっちを選ぶかといった局面に立ちがちです。


まぁ、結局のところ、自分が見えたものしか評価できないし、感じることができません。

あばたもえくぼかもしれないし、坊主憎けりゃ袈裟まで憎いなのかもしれないし…

スコトーマの原理から言えば「人間は意識したものしか見えない」のだと思います。


少しポジティブになってみて、刹那でもいいから、プラスの情動抱くことで、今いる世界は「諦め」ではなく「意志」へと変わることでしょう。

ラプラスの悪魔は存在しないし、シュレディンガーの猫的要素が強かったとしても、結局のところ、自分自身がどのように積極的精神で取り組んでいくかと言うことが大切になるのだと思います。

ちょっとだけプラスの要素加えることから「意志」を持つことができます。

人を前に進める要素は希望以上に「意志」なのです。