一期一会

少し前から自分の中の「いきつけ」を見つけようと色々なところに(仕事で出向くあたり)出没して散策していました。


一般寿命ほ分岐点に差し掛かってから「循環する時間」を満喫できる、少し気持ちを落ち着けて「素になる瞬間」を持ちたいと思うようになりました。


20年間、テニスのために全てを優先してきて振り返ってみたときに「本当のテニスとは何か?」と考えさせられるようになりました。

競技なのか?趣味なのか?その中間に位置するのか?

それぞれの人生観と性格が交錯して色々な人達が入り混じります。

しかし、原点に戻ったときに、「良いレッスンとは何か?」と考えるようになりました。

幸い、尊敬できるスタッフが多く、逆立ちしても勝てない技術力の高さや、人間性、その中で「純粋に」自分は何が長所の「only ONE」なのかと思い始めた時に「自分と向き合うとは何か?」に気づくようになりました。

「素の自分」に戻らなければ、「純粋さ」は保てなくなってしまいます。

評価をされて、立場を与えられ、昔で比べて「成長」している自分自身は色々なものを見に纏うようになります。

これは、自分自身が成長していくには必要不可欠なものです。

でも「原点」を忘れたり「初心」を忘れたり、「上手く機能するレッスン」ができるようになればなるほど「余分な思考」が邪魔するようになってしまいます。

「もっと良いレッスンをしたい」が「want」から「must」になってしまうと「遊び」がなくなってしまいます。

遊び心がなければ本当の「必死さ」は産まれないと思います。

我武者羅感は完璧よりも少し上回った方が「プラスの情動」が伝わりやすくなります。

いっとき、とても悩んだのは「駆け出しコーチ」の時の自分の方が「魂が伝播していた」と言う点で時間配分もレッスンのスムーズさも年季を重ねたその時の方が優っているはずなのに何かが違う…。

そんな時に「素の自分と向き合う」必要性に駆られました。

こればかりは「雰囲気」がなせる業ですのでそう簡単には何をどうしたら良いのか理解できませんでした。。。

そんな時、ふとリラックスする必要性とsomething plusがある空間を求め始めました。


ここは違う、ここも違う、ここはあと少し…


何回か行きつけた場所でも「少し違う…」、そんな繰り返しをしている中で僕の中の「聖地」を見つけ出すことに成長しました。


見た目も「僕ちゃん」になりつつあった私ですが、ここのクオリティの高さと圧倒的な包み込まれる雰囲気に魅了されました。

思ったことを伝えると2回目からはマスターと仲良しに???

美味しかった気持ちを自分の言葉で伝えると、やっぱりそう言う言葉って自然と伝わるものですよね^ ^


ナチュラルな自分、人知れず未開の地で、表現できることも大きな幸せのひとつだと実感します。


テニスコートが皆様の表現の場であることのできるように「ナチュラル」作りに励みたいと思います。