40歳から50歳に向かって強く感じたこと

「知命」に向かって時が進むにつれ感じる事。

この2つのことには気をつけていきたいと常日頃思うようになりました。


1つは今はそうでなくても「昔自分がやらかしたこと」はなかったことにはならないと言う事。
例えば、僕なんかは時間にルーズで、朝起きるのが苦手で、努力することも苦手…

今でこそ、割と、そんな感じではなくなりましたが、学生時代はひどいもので…
だから、今の自分がそうでないからといって、他人にこれらのことを強要する事はしないように心がけています。
(もちろん、条件下によって、周りに迷惑をかけてしまったりする場合は別ですcf.合宿などで誰かの時間を奪ってしまうなど…)


もう一つは「昔自分ができなかったこと」に対して今できるようになったからといって、第三者強く求めすぎないと言う事。

例えば、テニスを始めた頃は、散々周りに馬鹿にされて、センスの欠片もない。とまで言われて…。
今でこそ競技者レベルとしては、しょっぱいレベルですが、それなのにインストラクターとしてまぁ普通になりました…と思います(笑)

しかし、だからといってできない人に対して今できているからといって、馬鹿にしたような口調で事実を突きつける事はお門違いです。
できる人のように振る舞うのもまた、問題ありきだと思います。


極々当たり前の子ような事なのですが「喉元過ぎれば熱さを忘れる」と言う昔からの諺があるようについつい忘れてしまいがち。。。

50歳は「天命」「知命」と言うような俗世間から解脱したような仙人や聖人のような「悟り」を開こうとする段階に差し掛かるのですから、このことについては、慎重に、自分自身の過去と対峙しながら、特に職業上、邁進することができればと思います。


お世話になった過去ももちろんのこと、仇とするようではこの限りでは無いのだと思いつつも一歩一歩踏みしめていきたいと思います。