おそらく主人公と僕は、ドンピシャの世代で(ほぼ同い年) 僕の年齢の前後10歳の男女で当時ゲームに夢中だった方はぜひとも見ていただきたい作品です。
ゲームの話が中心に話が展開していくと思いきや、主人公の子と女の子の三角関係の恋愛模様が同時に進行します。
男の子なら、誰しもがいちど憧れる「お嬢様」とお付き合いすること、一方で、ちょっとかわいい同級生の女の子にもいちどは恋心を出せると思います。
とても興味深いのは、男の子がゲームが好きすぎて「鈍感極まりない」と言った点がめちゃくちゃ印象的でした。
一方で、主人公のお母さんの接し方は、宇宙兄弟の「ムッタとひびとのお母さん」を彷彿させます。
もしかすると、少年時代に大人になってから想い描いた「理想のお母さん」が描かれているのかもしれません。
24話完結の上、「余計なシーンがない」(中だるみ市内)点においてはアニメ版エヴァンゲリオン同様、忙しい人にも見やすく感動を与えてくれます。
テニスに置いてもそうですが、いろいろな「葛藤」や「信念」を積み重ねて、磨いた上で、今の自分があると思います。
1つのことに一心不乱に打ち込む男子はとても魅力的で、女性の心理描写も絵柄とは反してとてもうまく表現されていると思います。
「世の中が生きづらい」と思った時に、原点に帰ることもできると思います。
ある意味、平均的な理想の「生き方」が描かれているのではないでしょうか？
もしよろしければ是非、ご覧になってください！
やっぱりストリートファイターは最高ですよね(笑)
人生のあらゆる局面において「原点」に帰ることもできる傑作だと思います。