読書のすゝめ

僕自身、30歳になるまでは、読書が大の苦手で、中学生の時は、先生のせいで(と言うわけではないと思いますが、やっぱり嫌いな先生って必然と苦手になる傾向にあるようです…)


インストラクターを始めた時に、元プロサッカー選手の親族の方と懇意にしていただく機会がありました。

Jリーグができて、数年が経った頃だと思います。
今回のワールドカップはドーハの歓喜で盛り上がりましたが、「ドーハの悲劇」の時の日本代表の方が当時おっしゃっていた言葉が、胸に突き刺さったお話が読書のきっかけとなりました。


「サッカー選手の寿命は短い。他のスポーツにおいても、人生と言う尺度を考えると、やはり短い。多くのスポーツ選手は、ほとんどの時間をその競技に費やしてきたため、人間性の部分で遅れをとってしまうことが多い」


そのため、人としてどうあるべきか生涯付きまとってくると言うことでした。


私自身、スポーツ選手ではありませんでしたが、いやいやながらも、受験勉強に明け暮れて、「学ぶ」と言うことをしてこなかった人間でした。


テニス歩家の中では、割と、教養がある方だと自負していましたが、(面接のたびに経営者や、責任者の方に「なんでコーチになったの?」と不思議そうに聞かれることがほとんどでした。)やはりテニスコーチとして成長するためにも多くの知識を取り入れる必要があり、知恵に還元することが重要度を増していました。


ただ、本当に三つ子の魂100までとは言ったもので、その話を聞いても、なかなか読書が身に入らず、1冊読むのに数ヶ月かかっていました…


苦手なものってどうしても反射的に前向きになれないものですよね(笑)


そうしたときに、ぜひ皆さんも(苦手な方は)近くの読書好きの人にお勧めの本を聞いてみましょう!

少なくとも、僕は今に至るまで、3人の「濫読する超読書家」と会うことができました。


好きな人って絶対に人に強要しないし、ひけらかさないし、その話を絶対しません。

少し会話をしたときに、垣間見える「読書家を超えた読書家」の雰囲気を感じてみましょう。

何事もそうですが、人に教えたかったり、話したがあったりする人は本物ではありません。


好きと言うのは「伝染」するものだと思います。


そういう人たちが教えてくれる1冊は、読書にハマる「起爆剤」になります。


僕ははじめは、ハウツー本や自己啓発本が大好きでしたが、次第に、それを「科学する」傾向にある本にはまり、今は社会学や哲学者の分野に強く興味を持っています。

最近、不登校からイエール大学の教授に上り詰めた「成田悠輔」と言う人が一生を風靡していますが、実は彼は柄谷行人と言う哲学者であり、文学者、文芸評論家の方に師事していました。


本屋さんの店頭に「おすすめ!」と装飾された場所に
並んでいないような本に最近興味を持つようになりました。

いわゆる「選ばれた読書家」たちのみぞ知る? (私が無知だけなのかもしれませんが)本は少し読みづらい部分はありますが、本質をついていて、あらゆる本を読んだ上で論じているため、とても人生の役に立ちます。


世界も広がれば考え方も多角的にできるようになります。

まだまだ不惑の40代学ぶことがたくさんありそうです。

何でもいいと思います。ぜひ興味のある方は本屋さんに出かけてみましょう!

最近、とてつもなく尊敬できる人にお会いできたことに感謝!

そして僕にいろいろな本を進めてくださった方ありがとうございます!