悪友から腐れ縁、そして伝説へ

継続は力なり…言いますが、奇遇なことに40年来の付き合いの友人と10年ぶりに遭遇しました。


野暮用でショートメッセージを送ったら、まさかの折り返し着信っ!

なんと東京に来ているではありませんか?

彼は、いわゆる児童館で、中間管理職(出世?)をしているらしく、細かい事はよく分かりませんが、全国で20名の指導者カリキュラムに選ばれたと言うことで、上司の頼みでしぶしぶ上京してきたとの事でした。


運命のいたずら、神様のさじ加減?

人生面白いのは「ありえないなんて事はありえない」と言ったことだと思います。


彼が上京してくる事は露だに知らなかった私がたまたま当日にメッセージ連絡を取る、彼は、私に「連絡をしなければ」と思いつつも連絡をしていなかった。


しかも、状況初日のタイミングです。


事実は小説よりも生成と言う言い方もできますね(笑)


幼稚園の頃から知り合いで、中学生の時は塾が一緒で、なぜ仲良かったかと言うと、たまたま2人はクリスチャンで、先日お亡くなりになられたイギリスの「エリザベス女王」と同じ系列の教会に毎週日曜日「日曜学校」と言うところに行ってました。


宗教的な要素が強く感じられますが、簡単に言うと、当時は子供たちを相手してくれる施設等はなかったため、今で言うところの「すくすくスクール」のようなものだと思います。


卒園者を対象に無料で、午前中、聖書の勉強とお祈りと、お兄さんやお姉さんが遊んでくれると言った企画を行ってくれていました。



改めて、お互いゆっくりと大人になってから話しましたが、正直、趣味も考え方も感じ方も人間性もMagiaくら位です。

彼自身が「縁とは不思議なものだ」と過去のエピソードともに語ってくれました。

「ちえちゃん」事件とか、「ロザリオ事件」「テレホンカード事件」などなど。

とてもとてもくだらない思春期の男の子にありがちな話しで、その中の1つを紹介すると、帰りの持っているロザリオを勝手に好きな女の子にあげたと言う僕の本当にゴミのようなクズ人間のエピソードです。

まぁ、そんな僕を友達だと40年も扱ってくれていたので、ありがたい話です。


友達関係は意識的に「継続」するものではないかもしれませんが、気がついたら人間関係が続いていた。


僕の持論ですが、男友達は気を使わず、自然な状態で「結果アップして」長年一緒に入ることができるものが本物だと思っていますし、気を遣って一緒にいる位ならいなくて良いと強く感じていました。

その結果、友達がいなくなりました… (笑)

しかし、彼だけは定期的に(年単位ですが)忘れることなく連絡をとってくれていました。


40年越しのお互いの共通点は「何か人の役に立ちたい」と言うところで、彼は彼自身の子供の成長に関する傾向と苦悩と対処法を私に教えてくれました。

幼少期から少年期(特に小学生まで)の環境は、大人になっても大きく影響すると言う実体験とともに、2人の間で子供をポジティブに育てていく方法論が白熱しました。

とはいうものの、昔話から周りの共通した知人の話をしている中で、笑い話とともに真剣な話が展開された事は言うまでもありません。

10年、20年、30年、40年…時を経ることに辛かった話も笑い話に、むしろ今振り返ってみると、人生の糧として、その存在が大きな力になっていると強く感じました。


今更ですが、自分が大切に思った友達はこまめに連絡を取ろうと思います^_^