便利な世の中とうつ病の増加

一昔前はレンタルビデオ屋まで足を運んでCD屋DVD、ビデオを借りていました。

定額でいろんな音楽聴き放題だったり、ほぼ全ての映画見放題だったり…

新作1本450円、3つ借りればNetflixやHuluに入ってもお釣りがくる時代になりました。

電車の時刻表も持たなくても正確な到着時間が予測できます。

何万円もかけていたカーナビが今では実質0円な状態。
iPhone 1つ、スマートフォン1つで全てが事足りてしまう超便利な時代が到来しました。


しかし一方でうつ病が増え、精神科医がパンク状態だと言う事実が世界各国で訪れています。

豊かになれば心も体も開放的になると思いきや、間逆の事態が起こっている、スウェーデンでは10人に1人が抗鬱剤を飲んでいると言うデータもあります。


そしてその原因がなんとiPhoneやスマートフォンの画面を見ている時間に比例すると言う事実も世界各国で出ているようです。


1日7時間以上画面を見ている場合はうつ病のフラグが立つと言っても過言ではないでしょう、現にこれに該当する人たちのほとんどは薬の処方を余儀なくされていると言う事実があります。

1日3時間がデッドゾーン…特にSNSで「いいね」いや「ハート」マークを求める人は危険信号が点滅しています。

また一方的にネットゲームに没頭しすぎて歯止めがきかなくなる人たちは3時間のデッドゾーンでもレッドシグナルになりつつあるようです。


なぜこのような事態が起こっているのか?
それは、人類の歴史の中で今に至るまでの多くの時間を「闘争」か「逃走」に費やしていたからだと言われています。

脳は体を動かすために作られたへものだと言われています。

そして、人類の長い歴史の中では毎日が「生きるか死ぬか」といった状態にさらされている期間が長かった。10歳までに半分の人が死んでいたと言う事実があります。かなり昔の話だと思われる方もいらっしゃると思いますが、つまり科学が発達して便利になったのはここ数100年の話で、遺伝子レベルで体を動かさないことへの不具合は精神的に大きな影響を及ぼしてしまうからです。

また、ゲームで簡単にクリアしたり、いいねボタンやハートマークが簡単につくことで「ドーパミン」が分泌されやすくなってしまいます。

従来苦労して得たはずの成功報酬型のご褒美が、いとも簡単に手に入ってしまうため、脳と体が正常に機能しなくなってしまいます。


そもそもの長きの人間の歴史にわたる「生き方」を急激に変えたため遺伝子レベルで体が対応できなくなってしまっているのです。


だからといってスマホを捨てましょうと言うわけにはいかないと思います。

なんと言われても携帯から手を離せなかったり、ついつい用もないのに携帯を見てしまう…

このような状態になければひとまず安心と言えるでしょう。

大人にも子供にも世界的に重要な案件となっているようです。

ちなみにスティーブ・ジョブズ(iPhoneの創設者)は自分の子供に対して14歳までにタブレットを与えることを躊躇していました。

Facebookの「いいね」を考案した人はとんでもないものを作ってしまったと鬱になってしまい、現在はデジタルデトックスに力を注いでいるようです。


コロナ以上に懸念される人類溝上の大問題なのかもしれません。

まずは体を動かすこと、本当に勉強ができる子も実は体を動かすことが多いようです。

時代に利用されるのではなく時代を利用する人でありたいと思う日々です。