アドバイスが欲しいと思った時に上達する人しない人

アドバイスが欲しいと思ったときに「アドバイスの本質」を理解しているかどうかがとても重要になります。


「金言」と「美辞麗句」は紙一重。


もちろん教える側が「言い方」に問題がある場合もありますが、罵詈雑言でない限り聞き入れる余地はあります。

上達する人としない人の差はこの「区別」ができるかどうかと言う点にあります。


先生や指導者と「相性が良い」とその良し悪しを評価する人がいますが、多くの人は「本質」を忘れがち…


もちろん、親切丁寧に「期待する通りの」一語一句を指導者側が伝えられれば良いのですが、今までに培われてきた「経験」が元になるため、言葉をオブラートに包むと言う作業は後回しになってしまう場合が多いです。

勝つことが仕事でない人たちは、勿論そこには「楽しさ」がなければないと思いますし、受け手側の「器」の純粋さも必要だと思います。

前回したアドバイスをすっかり忘れても逆のことを言う愛想だけが良い指導者…
前回したアドバイスを初めて聞くかのように感動してうなずく受け手側…

1つのテーマが達成され始めた頃に次のテーマを投げかけるべきタイミングでステップアップできない指導者…
1つのテーマができていないのに次のアドバイスを求める受け手側…

相性の合う合わないはもちろんあると思います。
しかしそれは「本質」に対して正しい理解ができているかと言う、そしてアドバイスの本質を納得しているかと言う点に上達の可能性が秘められているのだと思います。

そして上達していく人たちは必ずと言っていいほどゆっくり時間をじっくりかけて、本質を反芻しつつ、自己と対峙することで次のステップへと新たな階段を上り詰めて行くのだと思います。