テニススクールのレッスンに求められるもの

テニスコーチ20年目となるとお客様がレッスンについてどういうものを求めているのか?

下記のようになるのではと発見しました。


①運動不足解消と趣味を持つ

②コミュニティーへの所属と仲間とのおしゃべり

③技術の向上と楽しさ

④技術の向上と真剣さの中での楽しさ

⑤試合で勝つための技術向上



いろんなコーチと会話をする中で大きく分けるとこんな感じかな?…と思いました。


クラスにレベルが別けがあったりしたりしますが、実はそれ以上に大切なもの、そしてコーチが苦労する点は実はこの点においてだと思います。


実はレベルって初心者と上級者がインストラクター1人で賄うとするのであれば非常に厳しいかもしれませんが、クラスの雰囲気や練習環境で「結果」は変わってきます。

例えばお客様5人いたとして、上記の5つの項目のそれぞれを目的にするお客様がいると仮定します。
そうすると目的思考がバラバラで収集をつけるのがかなり難しくなります。一方で、5人いても2つの項目の目的だとすると少し方向性を変えることができます。

1番たち悪いのはおしゃべりしに来てる人と、真剣さの中に楽しさを求める人がいじまで行っている時だと思います。

つまりおしゃべりと所属欲求が主流になると結局テニススクールで良くなくていいんぢゃね?ってなってしまいまうからです。

極論かもしれませんが指導者の見えない重要なスキルの1つがこれらをまとめる力だと思います。

子供だって選手をやるつもりがなく趣味で始める子がほとんどです。プロになった選手も初めはそのつもりがなかったと言っている人が結構います。

また技術の向上と試合で良いパフォーマンスを発揮すると言う点においても似て非なるものとなります。

技術単体で捉えた時に、能力が高かったとしても連続性のある試合の中で発揮できなければ本質的には意味がなくなってしまいます。

だからといって試合に出ろと言うわけではありませんが、仲間内やイベントことで「試合の雰囲気を味わいながら技術を体現する」と言う行為は大切になってくるかもしれません。

フィギュアスケートのように「技術点」があれば良いのですが…

どのレベルで、どのタイミングで、どのようにアプローチするかはテニスコーチの永遠のテーマであり限りなく不正解に近づける普遍的のものなのだと思います。

また今日から新しい1日がスタートします(`・∀・´)