「自立す」と云ふこと

子供と親の熱量は決まってすれ違い。

磁石で言うとN極とN極、S極とS極。

それは何故か?
まずは親を超えなさい!
本能からの遺伝子レベルでの指令。

だから反発するのは悪いことではない。

ぶつかり合うと言う事は「自立」の始まり。

片方がサビてしまうと結果「歩み寄る」形になる。

でも、どうせならどちらかが「理解」をして方向転換して「歩み寄る」方が理想的。

くっつくのは物理的ではなく「思考」や「思想」、つまり形而上的な意識の上でお互いの「疎通」が成り立つことを意味する。


このくっつくの意味を、履き違えてしまうと大変なことになってしまう。

物理的に寄り添うことは自立を先延ばしにしてしまい、本質的にはN極とN極のままである。


「本質」と向き合い理解するのは大人の役目。
生きてる年数が違うのだから。


嫌われ方や疎まれ方は一定のルールがある。
それを守りつつ、飛行機雲のようなレールを見せるのが大人の掟。