プロフェッショナルDtennisの流儀!

ほぼ毎日スタッフ達とそれぞれ顔を合わせるのですが、彼らのプロフェッショナルには毎回脱帽します。

今年の夏で気がつけば20年目となるテニスコーチ業ですが、実にいろいろなスクールにお世話になり、いろいろなお客様と出会い、いろんな事件や喜びを体験してきました。

駆け出しの頃は決して笑えるようなことばかりではありませんでしたが、テニスとはなんぞや?と言う事を肌で感じることができました。

うちのスタッフたちは何が優れているかと言うと「目的」に応じて任務を遂行してくれると言う形になります。

例えば最近始まった育成クラス。
試合に出て勝つためには必ずしも「楽しい」と言う言葉だけでは成立することができません。
「愉しい」がなくてはならないのです。

そしてこれらの「たのしい」の間には辛いことや苦しいことを乗り越えるための努力が用意されています。

強くなるための目的が最優先されます。
もちろん人間性も含めコートマナーもこれらに含まれます。

普通のジュニアのレッスンは何が違うのか?
そこには「優しさ」が優先されることもあります。
楽しくないと続かない、試合で勝つことを目的にしていないのであれば(とは言え付き合いができる技術を身に付けます)やはり明るく楽しく元気よくできるのが1番です。

多くのテニススクールはこの点において結構曖昧な線引きになっています。
私自身もよそで育成の立ち上げなどを手伝ったことがありますが、この点を達成するのは非常に難しいです。

よくいる育成のコーチはとりあえず(たいした苦労もしてないのに)偉そうに挨拶だとか礼儀だとか上から押さえつけてしまうコーチ。これでは、形だけ身に付いて本質からそれてしまいます。

一般レッスンではラリーもせずに球出しもせずに殆どお話で終わってしまう場合も…
実はテニスではなく話を聞いてもらいたい自己承認欲求が多い人はそれで成り立つ場合もありますがテニススクールの定義から大きく外れてしまいます。
したがって、ラリーが2ローテ以上、行われない、コーチがベースラインでラリーを一度もしない。試合形式を行わない…。
これらはテニススクールではなく憩いの場か、井戸端会議の延長となります。

とにかく、みんな本当に熱心で一生懸命です。
お客様に恵まれていると言うこともあるのでしょう!

相乗効果ですね。

特に私はそれなりにどこのスクールでもお客様が集まって頂けたので、ある程度の自負はしておりますが、彼らの自然体の意識の高さを垣間見ると、齢44を迎える前に心に誓うべきことは多々あるのだと痛感します。

日々精進!

本日は下川選手の誕生日です^_^