老化は治せる!?

忙しさにかまけていてここ数年本を読むと言うことを怠っていたので久しぶりに再会。

小説や純文学も面白いのですがどうしても実用書的なものに目が惹かれてしまいます。

今回はこの本!
今年で44歳…人のことをおっさんとかババアとかの賜っていると気がつけばカテゴライズされる年齢に(笑

よく子供たちが「あのじじいとか、あのババアとか…」学校等での腹立たしかったで出来事に言葉を荒らげることもしばし…

「何歳位が爺とか婆なの?」と問いかけると僕の年齢を知っている子供たちは気を使いながらもじもじしてくれます(笑)

この本のテーマは「老化=炎症」といったものです。

人の寿命って科学的に①テロメア節と②心拍数説があるのをご存知でしょうか?

前者は細胞分裂によって人の生命は維持されていて歳を重ねるごとにこの分裂が終わりを迎えてしまう=死んでしまうへといった理論。後者は心臓の鼓動の回数は定められていて例えば小動物は1分間の心拍数は100をゆうに超えますへ、対して人間は60前後だったりします。心拍数が限られているため鼓動が速いと寿命が短くなり、遅いと長くなるといった理論です。

この本は炎症を抑えることで老化を防ぐといった理論になります。


特に興味深いのは「ストレス」と言うものは体に多大な「炎症」を与えてしまうと言うことでした。

面白かった例えは、ストレスを解消するためにと言いながら「暴飲暴食」をしてしまうとさらなる炎症を体に発生させてしまうといった話でした。

適度なスポーツをする事は炎症を最小限に抑えることになると言うのも興味深い内容でした。

動いて疲れると体に良くないのでは?と思われる方もいらっしゃいますが(もちろん限度を大きくすぎてしまうのは良くないですが)運動することで骨密度や、体力、代謝機能や免疫機能のアップが期待できます。

加えて興味深かったのは「血管の強さ」が老化と大きく関係していると言うことでした。

偏った食事や運動不足は血管をもろくしてしまい、腹八分目の食事や適度な運動は血管の柔軟性を保ち結果若返り効果が期待できると言われています。

僕個人の大好きな脳科学的な意見を入れると「人間の脳は怠けやすい」脳がフル回転してしまうと人は死んでしまう可能性があるため保守的になるようにリミッターがついていると言われています。

つまり、少し無理をする位が身体の機能を維持向上し生活をより楽しくすることができるのだと感じました
つまり、少し無理をする位が身体の機能を維持向上し生活をより楽しくすることができるのだと感じました。

つまり、少し無理をする位が身体の機能を維持向上し生活をより楽しくすることができるのだと感じました。
よく「ストイックだねぇ!」と言われる人は実は人として健康で生きるための必要なことを完遂している人なのだとも思いました。


最近ハマっているのは疲れたときの「水風呂」!サウナがあればもっと最高ですね。
プロのアスリートが激しいトレーニングをした後に氷水の風呂に入るといったのをよく聞きますが、具体的な炎症を抑えるために水風呂に入るのもオススメです。

体が火照ってしまうのも炎症の1つ、クールダウンを行ったり、ストレッチ、栄養のある食事を取る、睡眠を取る、炎症を抑えるためには様々な方法があり、体を若く保つための、健康年齢を高めるための秘訣が実はこんなにもたくさんあったのだと言うことを学ばせていただきました。

興味のある方はぜひ読んでくださいね!
これを考えるとテニスを考えた人って本当に凄いと思います!