「休み」を有効活用する

 「休日」「休暇」と聞くと1日休みでのんびりとと言うイメージが強くありますが・・・


実際のところは一日中ゴロゴロ過ごしてしまったり、ダラダラと一日を終えてしまうことが多いのではないでしょうか?


勿論、それ自体悪いことではありません。

しかしこんな悔恨の念を抱く人が多いのではないでしょうか?

「また、無駄な時間を過ごしてしまった」「何もせずに一日が終わってしまった」・・・


ゴロゴロ、ダラダラ自体は実は何も悪くなくて実は「無意識」でこの行為をおこなった上で「後悔」しているという点に問題があるのだと思います。


行為を行っているのは自分自身であり、その行為を否定してしまっている。

これを繰り返すうちについにはアイデンティティ=自己同一性の一端を担ってしまうのです。

こういう傾向にある人たちは必ず何か上手くいかなかったときに「何で思い通りにならないの!」とイライラしたり他人に八つ当たりしたりしてしまいがちです。

自分自身をコントロールできないのに他者との営みにおいて上手くいくわけがない!!


だから大切なのは「意識して」今日はダラダラしてもいいかな?とかゴロゴロして何も考えずにいよう!と行うことが大切なのです。


そして「やすむ」を上手く活用する人たちは「時間」や「空間」で1クールとして過ごしています。


例えば家事と仕事、子育ての3本柱で過ごされている方などは恐らく「自分の時間」というものが限りなく有限で丸一日やすむという事はほぼ不可能に近い状態・・・

でも、切り替えることで生活にメリハリをつけて行動に機敏さが増すのです。


1時間単位で「休暇」を取っているのです。

地球の自転は約365日、体内時計も実は約25時間・・・と言われています。


つまり、1日=24時間は1つの基準であり明確な指針とならないわけです。

休みの概念の捉え方と意識の上でメリハリをつけることこそが愉しく、悦びを得ることができる、そして人生の本質を謳歌するものなのだと僕は感じるようになりました。